SML0341

インポータゾール

≥98% (HPLC)

• 別名: N-(1-フェニルエチル)-2-(ピロリジン-1-イル)キナゾリン-4-アミン
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₂₂N₄
• CAS番号: 662163-81-7
• 分子量: 318.42
• MDL番号: MFCD04077630
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825346
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to beige
• 溶解性: DMSO: >5 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CC(C1=CC=CC=C1)NC2=NC(N3CCCC3)=NC4=C2C=CC=C4
• InChI: 1S/C20H22N4/c1-15(16-9-3-2-4-10-16)21-19-17-11-5-6-12-18(17)22-20(23-19)24-13-7-8-14-24/h2-6,9-12,15H,7-8,13-14H2,1H3,(H,21,22,23)
• InChI Key: HKGJEZIGDHFJFL-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

インポータゾールは、以下に使用されています：

• インポーチン-βの阻害、およびワクシニア関連キナーゼ3（VRK3）による熱ショックタンパク質70（HSP70）の核局在化のメカニズムの解明
• WT HNF4α、S78A、およびS78Dなどの発現ベクターでトランスフェクションしたCOS-7細胞への影響を調べる研究
• CREB-制御共因子1（CRTC1）が従来の核局在配列（NLS）依存的機構によって核内に輸送されるかどうかを調べるためのKPNB阻害剤
• 胚治療におけるインポーチンβの機能阻害剤
• リン酸化p53-RSの核内転位を阻害するためのトランスフェクト済みH1299細胞の処理に対するインポーチン阻害剤

生物化学的／生理学的作用

インポータゾールは、インポーチン-β輸送受容体の阻害剤です。静止期において、輸送受容体インポーチン-βは、積荷を核内へ輸送し、そこでRanGTPがそれらを放出します。インポータゾールは、インポーチンとRNAの相互作用を阻害するようです。インポータゾールは、他の輸送体の中で選択的です。化合物は細胞内に輸送されますが、外に出ません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable