S8305

抗サブスタンスPレセプター ウサギ宿主抗体

IgG fraction of antiserum, buffered aqueous solution

• 別名: 抗NK1R抗体, 抗SPR抗体
• MDL番号: MFCD01634202
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: IgG fraction of antiserum
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 形状: buffered aqueous solution
• 分子量: antigen 46 kDa
• 化学種の反応性: human, rat, mouse, guinea pig
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• テクニック: immunohistochemistry (frozen sections): 1:5,000 using 4% paraformaldehyde (with picric acid/glutaraldehyde)-fixed, frozen, rat brain sections.; microarray: suitable; western blot (chemiluminescent): 1:2,000 using a rat brain membrane fraction extract
• UniProtアクセッション番号: P25103
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... TACR1(6869) ; mouse ... Tacr1(21336) ; rat ... Tacr1(24807)

詳細

詳細

サブスタンスP受容体（SPR）は、ニューロキニン受容体1（NK-1 R）としても知られており、7つの膜貫通ドメイン受容体のGタンパク質共役型受容体のメンバーです。ゲノムDNAの45～60 kbにわたり5つのエクソンを持つSPR遺伝子は、ヒト染色体2にマップされています。SPRは、中枢神経系で高発現しています。

免疫原

ラット由来NK1RのC末端(アミノ酸393-407)に相当する合成ペプチド。この配列はマウス, モルモット, ヒトのNK1Rで高度に保存されていますが、その他のタキキニンレセプタ-サブタイプであるNK2RやNK3Rとは異なっています。

アプリケーション

抗サブスタンスPレセプター ウサギ宿主抗体は免疫組織化学で使用されています。

生物化学的／生理学的作用

サブスタンスP（SP）は、炎症促進性活性、内分泌活性、神経調節性活性、および栄養活性を示します。サブスタンスP受容体（SPR）は、そのリガンドSPに結合すると、顆粒球の血管外遊走や炎症、組織異常を促進します。さらに、この受容体を活性化することで、ホスホイノシトールの代謝も強化され、イノシトール-1,4,5-三リン酸とジアシルグリセロールの合成が引き起こされ、その結果、小胞体からCa²⁺が放出され、プロテインキナーゼCが活性化されます。 SPRは、そのリガンドと共に、さまざまな種類のがんにおいて、腫瘍の血管新生と細胞増殖を刺激します。サブスタンスP受容体の阻害により、神経芽腫（NB）細胞株の増殖が遅れます。そのため、SPRは、さまざまな神経芽腫患者にとって潜在的な治療ターゲットとなる可能性があります。SP-SPR複合体は、痛覚の伝達の制御にも関与しています。

物理的形状

0.01M PBS溶液 (pH 7.4, 15mMアジ化ナトリウム含有)。

免責事項

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安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable