RAB0026

ヒトBDNF ELISAキット

for serum, plasma, cell culture supernatant and urine

• 別名: BDNF, Brain-derived neurotrophic factor
• UNSPSCコード: 41116158
• NACRES: NA.32

特性

• 化学種の反応性: human
• 包装: kit of 96 wells (12 strips x 8 wells)
• テクニック: ELISA: suitable; capture ELISA: suitable
• 入力: sample type plasma; sample type serum; sample type cell culture supernatant(s); sample type urine
• assay range: inter-assay cv: <12%; intra-assay cv: <10%; sensitivity: 80 pg/mL; standard curve range: 0.066-16 ng/mL
• 検出方法: colorimetric
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... BDNF(627)

詳細

詳細

ヒトBDNF ELISA（酵素結合免疫吸着測定法）キットは、血清、血漿、細胞培養上清、および尿中のヒトBDNFを定量的に測定するin vitro酵素結合免疫吸着測定法です。

脳由来神経栄養因子（BDNF）遺伝子は、ヒト染色体11p14.1にマップされています。BDNFは成長因子のニューロトロフィンファミリーのメンバーです。この遺伝子は前駆体タンパク質proBDNFをコードします。成熟BDNF（mBDNF）は、proBDNFの翻訳後切断によって合成されます。proBDNFとmBDNFの両方が、細胞内シグナル伝達において重要な役割を果たします。

免疫原

遺伝子組換えヒトBDNF

アプリケーション

ヒトBDNF ELISAキットは、次の用途で使用されています。

• 脳由来神経栄養因子（BDNF）タンパク質の発現を測定するため。
• スライス培地中および器官型脳スライス培養物（OBSC）抽出物中のBDNF濃度を測定するため。
• 血漿中のBDNF濃度を測定するため。

研究専用です。診断目的での使用はできません。
ヒトBDNF ELISAキットは、トゥレット症候群（TS）ラットの線条体におけるBDNFタンパク質発現に対する骨髄間葉系幹細胞（MSC）移植の効果を判定するために使用されています。また、GD1（ゴーシェ病1型）患者および対照集団の血漿BDNFレベルの測定にも使用されています。

生物化学的／生理学的作用

脳由来神経栄養因子（BDNF）は、ヒトの海馬機能と発話記憶に関与しています。したがって、BDNF遺伝子発現の変動は、これらの神経学的機能を変動させます。BDNFは血管機能においても重要な役割を果たしており、特定の受容体であるトロポミオシン関連キナーゼB（TrkB）を介して血管新生に関与しています。BDNFはアルツハイマー病の病因に関与しています。 ProBDNFはp75ニューロトロフィン受容体と相互作用し、海馬の長期抑圧を引き起こします。

その他情報

本製品の分析証明書のサンプルを提供いたします。ロット番号のテキストボックスに
sampleと入力してください。

キットの構成要素は別途購入可能です。

• RABELADA ELISA 1X Assay/Sample Diluent Buffer A (Item D1)
• RABELADB ELISA 5X Assay/Sample Diluent Buffer B (Item E1)
• RABSTOP3 ELISA Stop Solution (Item I)
• RABTMB3 ELISA Colorimetric TMB Reagent (HRP Substrate, Item H)
• RABWASH4 20X Wash Buffer (Item B)

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H290
• 注意書き: P234 - P390
• 危険有害性の分類: Met. Corr. 1
• 保管分類コード: 8A - Combustible corrosive hazardous materials