R4408

クロラムフェニコール

Ready Made Solution, 100 mg/mL in ethanol: isopropanol (95:5), ≥98% (HPLC)

• 別名: D-threo2,2-ジクロロN-[β-ヒドロキシ-α-（ヒドロキシメチル）-4-ニトロフェネチル]アセトアミド, D-（-）-threo-2,2-ジクロロ-N-[β-ヒドロキシ-α−-（ヒドロキシメチル）-β-（4-ニトロフェニル）エチル]アセトアミド, D-（-）-threo-2-ジクロロアセトアミド-1-（4-ニトロフェニル）-1,3-プロパンジオール
• UNSPSCコード: 51102831
• NACRES: NA.85

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: solution
• 濃度: 100 mg/mL in ethanol: isopropanol (95:5)
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

アプリケーション

クロラムフェニコールは合成抗生物質であり、Streptomyces venezuelaeの菌株から抽出されます。分子生物学用途として、10～20 μg/mLの濃度で、細菌のセレクションにしばしば使用され、クロラムフェニコール耐性遺伝子を含む形質転換細胞のセレクション試薬として使用されます。

生物化学的／生理学的作用

作用機序：クロラムフェニコールは、50Sリボソームサブユニットに結合し、アミノアシルtRNAのリボソームへの結合を阻害することによって、ペプチドトランスフェラーゼの段階をブロックし、細菌のタンパク質合成を阻害します。また、ミトコンドリアおよびクロロプラストのタンパク質合成を阻害し、rRNAの転写を抑制する（p）ppGppのリボソームでの形成を阻害します。

耐性機序：クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼは、本製品をアセチル化し、不活化します。

抗菌スペクトラム：本製品は、グラム陽性およびグラム陰性細菌に対して幅広いスペクトルを持った抗生剤であり、主に眼科や獣医学領域において使用されます。

包装

10 mL

調製ノート

この製品は、エタノール：イソプロパノール（95：5）の100 mg/mLの調整済み溶液として提供されます。ドライアイスを同梱して出荷され、-20°Cで保存されます。

その他情報

容器は密閉し、乾燥した換気のよい場所で保管してください。開封した容器は、再度慎重にシールして、漏れを防ぐために直立させて保管します。保管クラス（TRGS 510）：可燃性液体

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS08,GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H318,H351,H361fd
• 注意書き: P202 - P210 - P233 - P280 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Carc. 2 - Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 2 - Repr. 2
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 57.2 °F - closed cup
• 引火点(℃): 14.0 °C - closed cup