P4761

ポリ-L-グルタミン酸 ナトリウム塩

mol wt 15,000-50,000

• 別名: L-Glutamic acid homopolymer sodium salt
• CAS番号: 26247-79-0
• MDL番号: MFCD00081868
• UNSPSCコード: 12352209
• NACRES: NA.25

特性

• 形状: powder
• 品質水準: 200
• 分子量: 15,000-50,000
• 色: white to off-white
• アプリケーション: detection
• 保管温度: −20°C
• InChI: 1S/C15H23N3O10/c16-7(1-4-10(19)20)13(25)17-8(2-5-11(21)22)14(26)18-9(15(27)28)3-6-12(23)24/h7-9H,1-6,16H2,(H,17,25)(H,18,26)(H,19,20)(H,21,22)(H,23,24)(H,27,28)/t7-,8-,9-/m0/s1
• InChI Key: BUZMZDDKFCSKOT-CIUDSAMLSA-N

詳細

アプリケーション

• ルイス肺癌の治療における、サイズ 8 ～ 40 nm のミセル含有シスプラチンの効果：この研究では、癌治療におけるミセル含有シスプラチンナノ粒子の使用について調査し、治療効果における粒子サイズの重要性を強調しています。ポリ-L-グルタミン酸ナトリウム塩が、薬物送達と標的特異性を改善するために使用されています（Wang Z et al., 2021）。


• カプセル化、放出の持続、およびカルフィルゾミブの in vitro での有効性の向上を実現した 3 成分ポリペプチドナノ粒子：この論文では、抗癌剤であるカルフィルゾミブのカプセル化と放出を向上させるために、ポリ-L-グルタミン酸ナトリウムなどの 3 成分ポリペプチドナノ粒子の開発について説明しています。この研究では、薬効の改善と放出プロファイルの制御が実証されています（Agbana P et al., 2020）。


• 自然乳化による溶媒蒸発で調製し、層間重合法で機能化された高分子コアシェルナノ粒子：この研究では、自然乳化法を用いたポリマー性コアシェルナノ粒子の調製に焦点を当てています。ポリ-L-グルタミン酸ナトリウム塩は、このナノ粒子の機能化に使用され、薬物送達システムへの応用が可能です（Szczęch M et al., 2020）。


• 肝細胞癌の全身療法におけるコンブレタスタチン A4 ナノ粒子とソラフェニブの併用療法：この研究では、肝臓癌の治療におけるコンブレタスタチン A4 ナノ粒子とソラフェニブの併用について評価しています。ポリ-L-グルタミン酸ナトリウム塩は、こうしたナノ粒子の安定性と送達性を高めるために使用されており、治療成績の改善が期待されています（Wang Y et al., 2019）。

アナリシスノート

分子量は粘度に基づいています。

その他情報

ポリアミノ酸に関するさらに詳細な技術情報をお求めの場合は、ポリアミノ酸FAQをご覧下さい。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)