N7653

p-ニトロフェニルリン酸 液体基質システム

alkaline phosphatase substrate, liquid

• 別名: 4-ニトロフェニルリン酸二ナトリウム塩 溶液, pNPP
• 化学式: O₂NC₆H₄OP(O)(ONa)₂
• CAS番号: 4264-83-9
• 分子量: 263.05
• MDL番号: MFCD00007319
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 24897835
• NACRES: NA.83

特性

• product name: p-ニトロフェニルリン酸 液体基質システム, liquid
• 形状: liquid
• 品質水準: 200
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na+].[Na+].[O-][N+](=O)c1ccc(OP([O-])([O-])=O)cc1
• InChI: 1S/C6H6NO6P.2Na/c8-7(9)5-1-3-6(4-2-5)13-14(10,11)12;;/h1-4H,(H2,10,11,12);;/q;2*+1/p-2
• InChI Key: VIYFPAMJCJLZKD-UHFFFAOYSA-L

詳細

詳細

p-ニトロフェニルリン酸（pNPP）液体基質システムは、p-ニトロフェニルリン酸、バッファー、及び必要なマグネシウムカチオンを、便利でready-to-useな単一の溶液試薬にまとめたものです。可溶性の最終生成物を産生するため、pNPPはアルカリホスファターゼ酵素免疫測定法に最適な基質です。

アプリケーション

p-ニトロフェニルリン酸液体基質システムは、アルカリホスファターゼアッセイにおいて、アルカリホスファターゼ活性測定用の基質として使用されています。

可溶性の、405 nmで読み取り可能な黄色の最終生成物を与えるアルカリホスファターゼの基質。反応を3N NaOHで停止させ、405 nmで読み取る場合があります。ELISA（マイクロウェル）での使用を推奨します。膜を使用するアプリケーションにはお勧めしません。

生物化学的／生理学的作用

4-ニトロフェニルリン酸二ナトリウム六水和物（pNPP）は、タンパク質チロシンホスファターゼ活性を測定する、非タンパク質性かつ非特異的な基質です。pNPPは、加水分解されるとp-ニトロフェノールになります。アルカリホスファターゼの一般的な発色基質です。

注意

0°C未満で1年以上安定に保存できます。

物理的形状

そのまま使用可能。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H290,H315,H318,H361fd,H373
• 注意書き: P202 - P234 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1 - Met. Corr. 1 - Repr. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT RE 2 Oral
• ターゲットの組織: Kidney,Liver,Blood
• 保管分類コード: 8B - Non-combustible corrosive hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable