M6133

7-メチルグアノシン5′-三リン酸 ナトリウム塩

≥85% (HPLC)

• 別名: m7GTP
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₁H₁₈N₅O₁₄P₃ · xNa⁺
• CAS番号: 104809-18-9
• 分子量: 537.21 (free acid basis)
• MDL番号: MFCD00063376
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24897079
• NACRES: NA.51

特性

• 由来生物: natural (inorganic)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥85% (HPLC)
• フォーム: powder
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na+].C[n+]1cn([C@@H]2O[C@H](COP(O)(=O)OP(O)(=O)OP(O)([O-])=O)[C@@H](O)[C@H]2O)c3N=C(N)NC([O-])c13
• InChI: 1S/C11H20N5O14P3.Na/c1-15-3-16(8-5(15)9(19)14-11(12)13-8)10-7(18)6(17)4(28-10)2-27-32(23,24)30-33(25,26)29-31(20,21)22;/h3-4,6-7,9-10,17-18H,2H2,1H3,(H,23,24)(H,25,26)(H3,12,13,14)(H2,20,21,22);/q;+1/p-1/t4-,6-,7-,9?,10-;/m1./s1
• InChI Key: FSMRTZAMTMQMEF-OCMBMSOASA-M

詳細

詳細

7-メチルグアノシン5′-三リン酸は、mRNAキャップ構造類似体です。

アプリケーション

7-メチルグアノシン5′-三リン酸ナトリウム塩は、蛍光滴定を用いて、ポリ(A)特異的なリボヌクレアーゼ (PARN) ポリペプチドに対する親和性を調べるために使用されています。また、gemin5フラグメント（G5N）およびヒトLa関連15タンパク質1（LARP1）のDM15領域とともに結晶化にも使用されています。

7-メチルグアノシン5′-三リン酸塩（m7GTP）は、タンパク質合成でのmRNAが関与する状況で真核生物細胞のmRNAキャップの構造と機序を研究するために使用されています。m7GTPは、真核生物の翻訳開始因子eIF4Eなどの分子を捕捉および精製するための親和性媒体の生成に用いられる場合があります。

生物化学的／生理学的作用

7-メチルグアノシン5′-三リン酸（m7GTP）は、翻訳開始複合体に結合することにより、in vitroでのタンパク質合成を阻害します。m7GTPは、タンパク質合成でのmRNAが関与する状況で真核生物細胞のmRNAキャップの構造と機序を研究するのに役立ちます。m7GTPは、真核生物の翻訳開始因子eIF4Eに対して高い親和性を有しており、それらの捕捉および精製用の親和性媒体を生成するために使用される場合があります。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves