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Merck
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主要文書

安全性情報

M0531

Sigma-Aldrich

ミオシン, カルシウム活性化 ブタ心臓由来

buffered aqueous glycerol solution, 0.1-0.5 units/mg protein (biuret)

別名:

Calcium-Activated Myosin, Myosin from Porcine Heart, Porcine Heart Myosin

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

由来生物

Porcine heart

品質水準

形状

buffered aqueous glycerol solution

比活性

0.1-0.5 units/mg protein (biuret)

分子量

heavy chain ~200 kDa (each)
light chain 15-20 kDa (each)
~480 kDa

濃度

≥1.0 mg protein/mL Biuret

hazy colorless to light yellow

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

保管温度

−20°C

遺伝子情報

詳細

ミオシンは特定されている3種類の細胞骨格モータータンパク質の1つです。その他はキネシンとダイニンです。ミオシンのファミリーメンバーには、アクチンおよびATP結合部位を有する球状頭部ドメイン、α-ヘリックスネック領域、およびコイルドコイル尾部ドメインが含まれます。非筋ミオシンは脳で高度に発現します。

アプリケーション

ブタ由来カルシウム活性化ミオシンは、実験的な自己免疫性心筋炎(EAM)の誘発に使用されています。

生物化学的/生理学的作用

ミオシンは、感覚神経機能、小胞輸送、決定因子分割、および臨界機能に関与することが明らかにされています。アクチン刺激ATPアーゼ活性と有するミオシンは様々な細胞運動において不可欠な役割を演じます。ミオシンIおよびVは小胞輸送を媒介します。長い棒状の尾部ドメインを有するミオシンIIは、双極性の太いフィラメントを形成し、筋肉の収縮を促進します。
ミオシンは筋細胞および非筋細胞のアクチンと相互作用します。ミオシンは同定されている3種類の細胞骨格モ-タ-タンパク質の1つです。残りの2つはキネシンとダイニンです。これらの3種類のタンパク質は細胞内に生じる多くの運動に関係していると考えられます。ミオシンの神経感覚機能、小胞輸送、分裂、皮質機能への関与が明らかにされています。
ミオシンは筋細胞および非筋細胞のアクチンと相互作用します。ミオシン分子は尾部(ロッド)と頭部の主要な2つの部位があります。ミオシン分子尾部領域の凝集によりフィラメントを形成し、頭部はアクチンおよびATP と相互作用します。また、ミオシン分子は生理学的なイオン濃度およびpH の溶液中で自発的にフィラメントに凝集します。筋肉中の太いフィラメントは主にミオシン分子から構成されます。ミオシンはATPア-ゼにより活性化されます。この活性化が自由エネルギ-源となり、筋収縮が引き起こされます。ミオシンは細いフィラメントの主要構成成分である重合型アクチンと結合します。骨格筋, 心筋, 平滑筋, 非筋組織などの各筋タイプ別に、ミオシン重鎖の型も異なります。非筋性のアイソミオシン型は、その生理的機能により異なる種類の骨格筋に存在します。これらはI 型(遅筋)およびII 型(速筋)に区別されます。ミオシンは同定されている3種類の細胞骨格運動タンパク質のひとつで、他にキネシンやダイニンがあります。これらの3種類のタンパク質は細胞内に生じる多くの運動に関係していると考えられます。ミオシンの神経感覚機能、小胞輸送、分裂、皮質機能への関与が明らかにされています。

単位の定義

1ユニットは、カルシウム存在下、pH 9.0、25°Cで、1分間に1.0 μmolの無機リンをATPから遊離させる酵素量です。

物理的形状

50%グリセロ-ル溶液 (pH 6.8, 0.6 M KCl, 10mMリン酸カリウムバッファ-含有)

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

M0531-5MG:
M0531-BULK:
M0531-VAR:
M0531-50MG:
M0531-10MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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文書ライブラリにアクセスする

Siegel GJ
Basic Neurochemistry: Molecular, Cellular and Medical Aspects. (1999)
Huedayi Korkusuz et al.
Journal of cardiovascular magnetic resonance : official journal of the Society for Cardiovascular Magnetic Resonance, 12, 49-49 (2010-08-28)
Because endomyocardial biopsy has low sensitivity of about 20%, it can be performed near to myocardium that presented as late gadolinium enhancement (LGE) in cardiovascular magnetic resonance (CMR). However the important issue of comparing topography of CMR and histological findings
Fc Receptor?Mediated Inhibitory Effect of Immunoglobulin
Therapy on Autoimmune Giant Cell Myocarditis
Concomitant Suppression of the Expression of Dendritic Cells
Shioji K
Circulation Research, 89(6), 540-546 (2001)
Accuracy of cardiovascular magnetic resonance in myocarditis: comparison of MR and histological findings in an animal model.
Korkusuz H
Journal of Cardiovascular Magnetic Resonance : Official Journal of the Society for Cardiovascular Magnetic Resonance, 12:49 (2010)
K Shioji et al.
FEBS letters, 472(1), 109-113 (2000-04-27)
To examine the possible involvement of a redox regulating mechanism in the pathogenesis of immune-mediated myocarditis, myocarditis was induced by immunization of porcine cardiac myosin in rats and immunohistochemistry and Western blot for thioredoxin (TRX) were performed. Immunohistochemistry for 8-hydroxy-2'-deoxyguanosine

資料

Myosins are a family of ATP-dependent motor proteins. Myosin II is the major contractile protein involved in eukaryotic muscle contraction by “walking” along actin microfilaments of the sarcomere

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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