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Merck

I8779

Sigma-Aldrich

インスリン様成長因子-I マウス由来

IGF-I, recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder, suitable for cell culture

別名:

IGF-I

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.77

由来生物

mouse

品質水準

リコンビナント

expressed in E. coli

アッセイ

≥98% (SDS-PAGE and HPLC)

形状

lyophilized powder

品質

endotoxin tested

分子量

predicted mol wt ~7.6 kDa

包装

glass bottle of 50 μg (in glass insert)

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

不純物

<0.1 ng/mg (LAL test)

UniProtアクセッション番号

保管温度

−20°C

遺伝子情報

human ... IGF1(3479)
mouse ... Igf1(16000)

詳細

インスリン様増殖因子I(IGF-I)は、インスリン様増殖因子(IGF。MIM 147440参照)ファミリーに属する神経伝達分子です。IGF-Iはソマトメジンとも呼ばれます。発生中の胚のIGF-Iは、主として間葉系由来細胞に発現します。

アプリケーション

マウス由来のインスリン様増殖因子-Iは、次の用途で使用されています。
  • 増殖因子カクテルの調製に。
  • マウス胚線維芽細胞培養培地のサプリメントとして。
  • 筋管に対するAngelica sinensisの作用を研究するために、陽性コントロールとなる培地のサプリメントとして。

生物化学的/生理学的作用

インスリン様増殖因子I(IGF-I)は、細胞のエネルギー代謝において、また成長と発生、特に出生前成長において重要な役割を果たします。

IGF-Iは、下垂体成長ホルモン(GH)が制御するプロセスで肝臓から循環中に分泌されることから、GHの成長促進活性を媒介します。出生後、大部分の肝外組織でIGF-I発現は低減し、IGF-Iの肝臓発現はGHが制御するようになります。肝外でのIGF-I発現は、組織ごとに異なった制御を受けます。例えば、ゴナドトロピンと性ステロイドは生殖系内のIGF-I発現を制御し、副甲状腺ホルモンと性ステロイドは骨中のIGF-I発現を制御します。IGF-Iはいくつかのヒト腫瘍で産生されます。IGF-Iは、線維芽細胞、骨芽細胞、平滑筋細胞、胎児脳細胞、神経膠細胞、赤芽球前駆細胞を含むさまざまな細胞の分裂を促進します。IGF-IはIGF-I受容体(IGF-IR)を介してのみ作用します。IGF-Iは内皮細胞遊走を誘発し、血管新生制御に関与します。
強力な分裂促進増殖因子で、生後の成長ホルモンの成長促進作用に関与します。マウスIGF-ⅠとヒトIGF-Ⅰの配列同一性は97%です。

物理的形状

凍結乾燥品(0.2 μmフィルタ-濾過済みPBS)

アナリシスノート

生物活性は、ヒト乳癌細胞株MCF-7を用いた無血清細胞増殖アッセイで測定しました。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

I8779-50UG:
I8779-BULK:
I8779-5X50UG:
I8779-VAR:
I8779-50UG-PW:


試験成績書(COA)

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