I5159

イミキモド

≥98% (HPLC), solid, caspase 3 activator

• 別名: 1-(2-メチルプロピル)-1H-イミダゾール[4,5-c]キノリン-4-アミン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₄H₁₆N₄
• CAS番号: 99011-02-6
• 分子量: 240.30
• MDL番号: MFCD00866946
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24724516
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: イミキモド, ≥98% (HPLC), solid
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: solid
• 溶解性: H₂O: <2 mg/mL; DMSO: 4 mg/mL (warming to 60 °C for 15 minutes)
• SMILES記法: CC(C)Cn1cnc2c(N)nc3ccccc3c12
• InChI: 1S/C14H16N4/c1-9(2)7-18-8-16-12-13(18)10-5-3-4-6-11(10)17-14(12)15/h3-6,8-9H,7H2,1-2H3,(H2,15,17)
• InChI Key: DOUYETYNHWVLEO-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... TLR7(51284)

詳細

詳細

イミキモドはToll様受容体(TLR)-7/8アゴニストです。

アプリケーション

イミキモドは、TLR7アゴニストとしてTLR7アゴニスト増強試験で使われています。また、NLR family pyrin domain containing 3（NLRP3）刺激薬として、NLRP3-FL-BtnおよびFLAG-ASC-FLの治療にも用いられています。

生物化学的／生理学的作用

イミキモドは、先天性皮膚免疫と、獲得免疫応答を担う細胞群の誘導を助けます。

イミキモドはカスパ-ゼ3のアクチベ-タ-であり、プロカスパ-ゼ3から活性型カスパ-ゼ3への切断を直接誘導します。 in vivoにおいて、イミキモドは基底細胞癌のアポト-シスを誘導します。この抗腫瘍活性はアポト-シスの誘導と関連しています。イミキモドは抗血管新生作用、抗炎症作用、抗ウイルス作用を有しています。また、イミキモドには免疫反応の調節因子としての作用があり、種々のサイトカインやケモカインの分泌を誘発します。

イミキモドはカスパ-ゼ3のアクチベ-タ-であり、プロカスパ-ゼ3から活性型カスパ-ゼ3への切断を直接誘導します。in vivoにおいてイミキモドはアポト-シスを誘導するほか、抗ウイルス性、抗炎症性を有する免疫調節剤として作用します。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction (受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック)のカスパーゼのページに収載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H315,H319
• 注意書き: P264 - P270 - P280 - P301 + P310 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges