H0165

7-エチル-10-ヒドロキシカンプトテシン

powder, ≥98% (HPLC)

• 別名: SN-38
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₂₀N₂O₅
• CAS番号: 86639-52-3
• 分子量: 392.40
• MDL番号: MFCD00871873
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 329815105
• NACRES: NA.77

特性

• product name: 7-エチル-10-ヒドロキシカンプトテシン, ≥98% (HPLC), powder
• 由来生物: Artemisia annua
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 溶解性: DMSO: 1 mg/mL
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: OC1=CC2=C(CC)C(C3)=C(N=C2C=C1)C(N3C4=O)=CC5=C4COC([C@]5(O)CC)=O
• InChI: 1S/C22H20N2O5/c1-3-12-13-7-11(25)5-6-17(13)23-19-14(12)9-24-18(19)8-16-15(20(24)26)10-29-21(27)22(16,28)4-2/h5-8,25,28H,3-4,9-10H2,1-2H3/t22-/m0/s1
• InChI Key: FJHBVJOVLFPMQE-QFIPXVFZSA-N

詳細

アプリケーション

以下の用途に、7-エチル-10-ヒドロキシカンプトテシンが使用されています：

• Enterovirus 71 (EV71) (H)感染を阻止するために
• 膵臓腺癌細胞の化学感受性をスクリーニングするために
• ATP結合カセット（ABC）輸送体により、多剤耐性（MDR）を逆転させる能力を研究するための化学物質として

生物化学的／生理学的作用

イリノテカンの活性代謝産物です。トポイソメラーゼIのインヒビターです。SN-38で処理された結腸癌細胞株の遺伝子発現解析により、差別的効果が示されました:影響を受けた遺伝子の大部分はダウンレギュレーションされました。例えば、最も強力にダウンレギュレーションされたのは、受容体およびキナーゼ活性、シグナル伝達、アポトーシス、RNAプロセシング、タンパク質代謝および輸送、細胞周期および転写に関連する遺伝子でした。アップレギュレーションされた遺伝子の一部はアポトーシス、転写、発達、分化に関与していました。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302,H360D,H372
• 注意書き: P201 - P202 - P260 - P264 - P301 + P312 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Repr. 1B - STOT RE 1
• ターゲットの組織: Gastro-intestinal system
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)