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詳細
ガングリオシドは、ニュ-ロンの細胞膜および小胞体の主要な成分です。これらは、β-グリコシド結合を介してセラミドと結合したシアル化多糖鎖を含んでいます。ガングリオシドの分類については、Svennerholm, L., et al. (eds.), Structure and Function of Gangliosides, New York, Plenum, 1980を参照して下さい。
アプリケーション
イヌ血液由来のモノシアロガングリオシドGM3は、高速薄層クロマトグラフィー(HPTLC)における標準物質として用いられ、前立腺癌(CaP)細胞のガングリオシドシグネチャーを解析します。また、酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)を用いてメチロトローフ酵母(Pichia pastoris)が分泌するコレラ毒素Bサブユニット(PpCTB)のガングリオシド結合プロファイルを決定するためにも使用されています。
生物化学的/生理学的作用
モノシアロガングリオシドGM3は、がんの発現および進行に潜在的な役割を果たしています。GM3の発現増加がさまざまな種類のがんで認められています。このため、がんワクチン開発において腫瘍関連糖鎖抗原として用いられています。
モノシアロガングリオシド-GM3は、最もよくみられるガングリオシドであり、非ニュ-ロン細胞膜における主要なガングリオシドです。上皮細胞の増殖を阻害し、全ての高級ガングリオシドの生合成と代謝に関与します。
アナリシスノート
製品はクロロホルムと5%の水を含むエタノール1:1の混合液に、20 mg/mLで可溶性です。得られた溶液は無色です。
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 3
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
個人用保護具 (PPE)
Eyeshields, Gloves, type N95 (US)
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
G5642-VAR:
G5642-BULK:
G5642-.5MG:
G5642-.5MG-PW:
G5642-1MG-PW:
G5642-1MG:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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