F6625

フラビンアデニンジヌクレオチド 二ナトリウム塩 水和物

≥95% (HPLC), powder

• 別名: FAD, FAD Na2, リボフラビン5′-アデノシン二リン酸二ナトリウム塩, FAD-Na₂, リボフラビン 5′-アデノシン二リン酸 二ナトリウム塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₇H₃₁N₉Na₂O₁₅P₂ · xH₂O
• CAS番号: 84366-81-4
• 分子量: 829.51 (anhydrous basis)
• Beilstein: 5326842
• MDL番号: MFCD08277021
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24894909
• NACRES: NA.51

特性

• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: yellow to orange-brown
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na+].[Na+].[H]O[H].Cc1cc2N=C3C(=O)NC(=O)N=C3N(C[C@H](O)[C@H](O)[C@H](O)COP([O-])(=O)OP([O-])(=O)OC[C@H]4O[C@H]([C@H](O)[C@@H]4O)n5cnc6c(N)ncnc56)c2cc1C
• InChI: 1S/C27H33N9O15P2.2Na.H2O/c1-10-3-12-13(4-11(10)2)35(24-18(32-12)25(42)34-27(43)33-24)5-14(37)19(39)15(38)6-48-52(44,45)51-53(46,47)49-7-16-20(40)21(41)26(50-16)36-9-31-17-22(28)29-8-30-23(17)36;;;/h3-4,8-9,14-16,19-21,26,37-41H,5-7H2,1-2H3,(H,44,45)(H,46,47)(H2,28,29,30)(H,34,42,43);;;1H2/q;2*+1;/p-2/t14-,15+,16+,19-,20+,21+,26+;;;/m0.../s1
• InChI Key: GXTPHHZYFMAGLX-UJXBNFGUSA-L

詳細

詳細

フラビンアデニンジヌクレオチド二ナトリウム塩水和物（FAD-Na2）は、アデニン含有の酵素酸化還元補因子です。リボフラビン補因子としても知られるFADは、生命体における重要な電子輸送体です。複数の1-2 電子酸化還元反応を媒介します。例えば、脂肪酸の β-酸化は、補因子としてのFADの存在下で起こります。 FADは、ビタミンB12（リボフラビン）の2つの活性補酵素の1つです。FADは、水溶液中で、そのアナログであるフラビンモノヌクレオチドよりも有意に短い励起状態寿命を示します。

アプリケーション

FADは、哺乳類細胞から活性酸素種（ROS）を除去するために使用されます。FADの蛍光機構は、エネルギー依存性ミトコンドリア内酸化還元電位を調べるために使用されます。FADは、他の白血球と比べて自己蛍光を呈する好酸球を無染色で調べるための主なフルオロフォアとして使用されます。

フラビンアデニンジヌクレオチド（FAD）は、コハク酸脱水素酵素（複合体）、α-ケトグルタル酸デヒドロゲナーゼ、アポトーシス誘導因子2（AIF-M2、AMID）、葉酸／FAD依存性tRNAメチルトランスフェラーゼ、およびN-ヒドロキシル化フラボタンパク質モノオキシゲナーゼを含む、フラボタンパク質による酸化還元の補因子（電子伝達体）に使用されます。 FADは、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の成分です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)