F3388

クエン酸第二鉄

BioReagent, suitable for cell culture

• 別名: クエン酸鉄(III), クエン酸鉄(III)水和物
• 実験式（ヒル表記法）: C₆H₅FeO₇
• CAS番号: 3522-50-7
• 分子量: 244.94
• EC Number: 222-536-6
• MDL番号: MFCD00013098
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 24894843
• NACRES: NA.75

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• 品質水準: 300
• 製品種目: BioReagent
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 溶解性: hot water: 0.01 g/mL, clear, orange-yellow
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: OC12CC(=O)O[Fe](OC(=O)C1)OC2=O
• InChI: 1S/C6H8O7.Fe/c7-3(8)1-6(13,5(11)12)2-4(9)10;/h13H,1-2H2,(H,7,8)(H,9,10)(H,11,12);/q;+3/p-3
• InChI Key: NPFOYSMITVOQOS-UHFFFAOYSA-K

詳細

アプリケーション

クエン酸酸化鉄は、細胞培養用途で使用される鉄の原料を提供します。これにより、遊離鉄塩よりも毒性の低い鉄が得られます。クエン酸酸化鉄は、ヒト骨肉腫細胞（U2OS）培養、ヒト胚腎臓（HEK293）細胞および成人の一次心筋細胞の培地添加物として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

クエン酸酸化鉄は、無タンパク質培地の構成要素として使用され、マウスハイブリドーマ培養のトランスフェリンの代用物として使用されます。クエン酸酸化鉄はIgM産生を向上させます。結腸がんにおいては、アンフィレグリンがんタンパクが高水準となるように作用することにより、マイトジェン活性化タンパク質キナーゼ（MAPK）を間接的に刺激します。  クエン酸酸化鉄は、透析に依存する慢性腎疾患の患者においてリン酸塩を効果的に結合します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)