F1180

抗フロチリン1 ウサギ宿主抗体

~1 mg/mL, affinity isolated antibody, buffered aqueous solution

• 別名: Anti-FLOT1, Anti-Reggie-2
• MDL番号: MFCD01633353
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: affinity isolated antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: ~48 kDa
• 交差性: rat, mouse, human
• 濃度: ~1 mg/mL
• テクニック: indirect immunofluorescence: 5-10 μg/mL using human HEK-293K cells; western blot: 0.5-1 μg/mL using whole extract of mouse lung; western blot: 1-2 μg/mL using whole extract of rat lung
• UniProtアクセッション番号: O75955
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... FLOT1(10211) ; mouse ... Flot1(14251) ; rat ... Flot1(64665)

詳細

詳細

フロチリン1（FLOT1）（別名：レギー2）は、ヒト染色体6p21.33にマッピングされるエストロゲン応答性遺伝子です。この遺伝子は、内在性膜タンパク質および脂質ラフトの成分をコードしています。

フロチリンは、主に脂肪組織、横紋筋組織や肺に発現する脂質ラフト関連タンパク質です。食作用、エンドサイトーシス、インスリンシグナル伝達、ニューロン再生などのいくつかの細胞プロセスにおいて重要な役割を果たしています。抗フロチリン1抗体は、イムノブロッティングおよび免疫局在判定で使用できます。ウサギ抗フロチリン1抗体は、イヌ、マウス、ヒトのフロチリン1と特異的に反応します。

免疫原

マウスフロチリン1のアミノ酸残基413~428に相当する合成ペプチド(N末端システイン付加)のKLH結合体。相当する配列はラットと同一であり、ヒトでは1アミノ酸異なっています。

アプリケーション

この抗体の使用が成功しているアプリケーションおよび関連するピアレビュー論文は以下に記載しています。
免疫蛍光（1報）
ウェスタンブロッティング（1報）

ウサギで産生された抗フロチリン1抗体は、イムノブロッティング分析で使用されてきました。

抗フロチリン1抗体は、免疫蛍光やウェスタンブロッティングで使用できます。

生物化学的／生理学的作用

フロチリン1（FLOT1）はエンドサイトーシスに関与しています。また、成長因子シグナル伝達においても機能し、マイトジェン活性化プロテインキナーゼシグナル伝達を活性化します。さらに、食作用、アクチン細胞骨格の調節、膜輸送にも関与しています。このタンパク質は腫瘍の進行と関連しており、乳がんを含む多くのがんで発現しています。

ターゲットの説明

フロチリン1は、カベオラ関連内在性膜タンパク質をコードしています。カベオラは細胞膜内側にある小さな領域で、小胞輸送やシグナル伝達に関与しています。

物理的形状

0.01 M PBS溶液(pH 7.4, 15 mMアジ化ナトリウム含有)。

免責事項

弊社のカタログまたはその他の製品添付文書に明記されていない限り、弊社の製品は研究専用であり、未承認の商業的用途、体外診断用、生体外・生体内の治療用、あらゆる種類の消費またはヒトや動物への適用を含めるがこれらには制限されないその他のいかなる目的にも使用されるものではありません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)