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Merck

C9972

Sigma-Aldrich

コレラトキシンBサブユニット

biotin conjugate, lyophilized powder

別名:

CTB, コレラゲノイド, コレラトキシンBサブユニット コレラ菌由来

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

結合体

biotin conjugate

品質水準

形状

lyophilized powder

分子量

~12 kDa

組成

Protein, ~40% Lowry

保管温度

2-8°C

SMILES記法

CCOc1ccccc1C(=O)Nc2ccc(Cl)c(c2)C(F)(F)F

InChI

1S/C16H13ClF3NO2/c1-2-23-14-6-4-3-5-11(14)15(22)21-10-7-8-13(17)12(9-10)16(18,19)20/h3-9H,2H2,1H3,(H,21,22)

InChI Key

YDXZSNHARVUYNM-UHFFFAOYSA-N

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詳細

コレラトキシンB(CTB)はコレラ菌から分泌されます。CTBは、急性水様下痢と関連するコレラに対する経口サブユニットワクチンとして機能します。粘膜免疫原となります。 コレラトキシン(CT)は、抗原提示細胞(APC)およびマウスやヒトの樹状細胞(DC)などの細胞表面分子を刺激します。また、免疫調節性もあります。マクロファージからのインターロイキン1(IL-1)の分泌を誘導して、そのAPC機能を強化します。

アプリケーション

コレラトキシンBサブユニットは以下の用途で使用されてきました:
  • 免疫蛍光
  • 主要組織適合抗原(MHC)クラスII脂質ラフトの分画の解析
  • SH-SY5Yヒト神経芽腫細胞の生細胞3次元追跡
  • コレラトキシンB(CTB)によるToll様受容体(TLR)およびFcRγ(Fc受容体γ鎖)-CARD9(カスパーゼ動員ドメインファミリーメンバー9)の活性化の評価

生物化学的/生理学的作用

コレラ毒素Bサブユニットは、ガングリオシドGM1の結合および逆行輸送を生かし、神経学的研究のトレース追跡に使用されています。コレラ毒素で処理された組織培養細胞は死滅せず、動物の組織は壊死しません。

品質

ビオチン含量は約1.0 mol/molタンパク質です。

物理的形状

凍結乾燥品 (リン酸ナトリウムバッファ-塩, EDTAナトリウム, アジ化ナトリウム含有)。

アナリシスノート

活性は、ガングリオシドGM1コ-ティングマルチウェルプレ-ト、ウサギ由来抗コレラトキシンBサブユニット抗体、2次抗体としてペルオキシダ-ゼ標識ヤギ抗ウサギIgGを用いたELISAで測定しています。0.1~1μg/mLのビオチン標識コレラトキシンBサブユニットで結合の50%飽和が得られます。コレラトキシンBサブユニット標識体の50%結合の数値は、この標識体の作製に用いた未標識のコレラトキシンBサブユニットと差はありません。

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Aquatic Chronic 3

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

毒物

PRTR

第一種指定化学物質

Jan Code

C9972-BULK:
C9972-.5MG-PW:
C9972-.5MG:4548173344072
C9972-VAR:


試験成績書(COA)

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