A9253

L-アミノ酸オキシダーゼ from Crotalus adamanteus

Type I (dried venom)

• 別名: L-AAO, L-アミノ酸:酸素オキシドレダクターゼ(脱アミノ化)
• CAS番号: 9000-89-9
• Enzyme Commission number: 1.4.3.2 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-564-0
• MDL番号: MFCD00131454
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: Crotalus adamanteus
• 品質水準: 200
• タイプ: Type I (dried venom); Type I
• 形状: powder
• 分子量: ~130 kDa
• 溶解性: H₂O: soluble 1.0 mg/mL, clear(lit.)
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

L-アミノ酸オキシダーゼ（LAAO）は、分子量130 kDaのフラボタンパク質です。LAAOは約70 kDaの2つのサブユニットで構成されます。ホロ酵素の各分子にフラビンアデニンジヌクレオチド（FAD）分子2個が含まれます。LAAOは、シアル酸などの炭水化物を約2～5%含む糖タンパク質で、最適pHは約7.5です。微生物および動物組織、特に腎臓のほか、多くのヘビ毒に見られます。LAAOのN-末端領域には、βαβ領域およびグルタミン酸残基があります。LAAOによりヘビ毒は黄色を呈します。

アプリケーション

Crotalus adamanteus由来のL-アミノ酸オキシダーゼは、イミンデアミナーゼ活性に基づくRidタンパク質の定量に使用されています。

L-アミノ酸オキシダーゼ（LAAO）は、L-アミノ酸を対応するα-ケト酸に変換するために使用されます。Sigma-AldrichのL-アミノ酸オキシダーゼは、ロイシンアミノペプチダーゼ（LAP）活性アッセイに使用されています。この酵素は固定化されており、酵素的フローインジェクション／化学発光検出によるL-アラニンのオンサイト測定に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

Crotalus adamanteus由来のL-アミノ酸オキシダーゼ（LAAO）は、活性化のためにMg²⁺を必要とします。FAD結合のためには、N-末端領域が必要です。LAAOベースの酸化反応で生成されるH₂O₂は、血小板凝集の阻止につながり、浮腫およびアポトーシスを誘発します。LAAO活性は、エチレンジアミン四酢酸（EDTA）およびフッ化フェニルメチルスルホニル（PMSF）により阻止されます。

調製ノート

1 mg/mLで水に溶け、澄明な溶液を生成します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300 + H310 + H330
• 注意書き: P260 - P262 - P264 - P280 - P302 + P352 + P310 - P304 + P340 + P310
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 1 Inhalation - Acute Tox. 2 Dermal - Acute Tox. 2 Oral
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable