A8016

アデノシン 5′-[β-チオ]二リン酸 三リチウム塩

≥80% (HPLC)

• 別名: ADP-β-S, Ado-5′-PP[S], アデノシン-5′-O-(2-チオ二リン酸) 三リチウム塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₂Li₃N₅O₉P₂S
• CAS番号: 73536-95-5
• 分子量: 461.07
• MDL番号: MFCD00077314
• UNSPSCコード: 41106305
• eCl@ss: 32160414
• PubChem Substance ID: 24891307
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥80% (HPLC)
• 形状: powder
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Li+].[Li+].[Li+].Nc1ncnc2n(cnc12)[C@@H]3O[C@H](COP([O-])(=O)OP([O-])([O-])=S)[C@@H](O)[C@H]3O
• InChI: 1S/C10H15N5O9P2S.3Li/c11-8-5-9(13-2-12-8)15(3-14-5)10-7(17)6(16)4(23-10)1-22-25(18,19)24-26(20,21)27;;;/h2-4,6-7,10,16-17H,1H2,(H,18,19)(H2,11,12,13)(H2,20,21,27);;;/q;3*+1/p-3/t4-,6-,7-,10-;;;/m1.../s1
• InChI Key: CPKFUAYUUSSFFZ-MSQVLRTGSA-K

詳細

アプリケーション

アデノシン5′-[β-チオ]二リン酸は、AMP依存性酵素系の基質および阻害剤です。アデノシン5′-[β-チオ]二リン酸は、ヒトの食道運動の筋層間制御機構と、一酸化窒素およびそれ以外の神経伝達物質の効果を調べるために使用されます。

アデノシン5′-[β-チオ]二リン酸三リチウム塩は、P2Y12およびP2Y13プリン受容体の発現に対する後角カンナビノイドCB2受容体活性化の影響を研究する目的で、ラットにおいてニューロパチー性疼痛を誘発するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

P2Yレセプタ-のアゴニストです。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のP2 Receptors: P2Y G-Protein Family（P2受容体：P2Y G-タンパク質ファミリー）のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

その他情報

非加水分解性のADPアナログです。

基質

AMP依存性の酵素系に対する基質あるいは阻害剤です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H371
• 注意書き: P260 - P264 - P301 + P312 - P308 + P311 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - STOT SE 2
• ターゲットの組織: Eyes,Central nervous system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves