10102547001

AMP-PNP

Adenylyl-imidodiphosphate

• 別名: アデノシン5’-（β,γ-イミド）三リン酸 リチウム塩 水和物, AMP-PNP, ATP[β,γ-NH], App(NH)p, β,γ-イミドアデノシン5’-三リン酸 リチウム塩, アデニリルイミド二リン酸 リチウム塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₇N₆O₁₂P₃ · xLi⁺ · yH₂O
• CAS番号: 25612-73-1
• 分子量: 506.20 (free acid basis)
• Beilstein: 6047109
• UNSPSCコード: 12352204

特性

• 品質水準: 100
• 形状: powder
• 分子量: M_r 506.2 (ANP-PNP); M_r 529.9 (AMP-PNP-Li₄)
• 包装: pkg of 25 mg
• メーカー／製品名: Roche
• SMILES記法: [Li+].[Li+].[Li+].[Li+].[H]O[H].Nc1ncnc2n(cnc12)[C@@H]3O[C@H](COP([O-])(=O)OP([O-])(=O)NP([O-])([O-])=O)[C@@H](O)[C@H]3O
• InChI: 1S/C10H17N6O12P3/c11-8-5-9(13-2-12-8)16(3-14-5)10-7(18)6(17)4(27-10)1-26-31(24,25)28-30(22,23)15-29(19,20)21/h2-4,6-7,10,17-18H,1H2,(H,24,25)(H2,11,12,13)(H4,15,19,20,21,22,23)/t4-,6-,7-,10-/m1/s1
• InChI Key: PVKSNHVPLWYQGJ-KQYNXXCUSA-N

詳細

詳細

AMP-PNP（アデニリル-イミド二リン酸）は、ATPの加水分解を受けない類似体です。これは、速い軸索輸送を阻害し、膜性細胞小器官と微小管との間の相互作用を促進します。

AMP-PNP（アデニリル-イミド二リン酸）は、アデニル酸シクラーゼという酵素の人工基質です。アデニル酸シクラーゼは、ATPよりも緩徐にアデニリル-イミド二リン酸を加水分解するのに役立ちます。

アプリケーション

AMP-PNPは、ほとんどのATP依存系の競合阻害剤です。α-リン原子とβ-リン原子との間で加水分解する酵素の優れた基質は、β-とγ-リン原子の間で切断する酵素に対しては耐性があります。ヘビ毒ホスホジエステラーゼとアデニル酸シクラーゼの基質
AMP-PNPは、2モーター蛍光アッセイに使用されています。

AMP-PNPは、ヌクレオチド溶液の調製、2モーター蛍光アッセイ、キネシンによるフローセルの調製 およびカスケード結合アッセイに使用されています。

特徴および利点

含量
AMP-PNP 88%（Nから）、リチウム4.5%、水6%

品質

汚染物質：≤1.5% Pi、<0.1% ATP（酵素で）

保管および安定性

－15〜－25℃で保存します。（乾いた状態で保存してください！）

その他情報

ライフサイエンス研究専用です。診断的処置に使用しないでください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable