A0722

アポリポタンパク質A-I ヒト血漿由来

≥85% (SDS-PAGE), buffered aqueous solution

• 別名: Apo A-I
• MDL番号: MFCD00132610
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human plasma
• 品質水準: 300
• アッセイ: ≥85% (SDS-PAGE)
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: 28.3 kDa
• テクニック: ELISA: suitable
• UniProtアクセッション番号: P02647
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... APOA1(335)

詳細

アプリケーション

ヒト血漿由来アポリポタンパク質A-Iは、ニトロベンゾオキサジアゾール（NBD）-コレルテロール担持細胞においてコレステロール流出を誘発するために使用されています。また、酵素結合免疫吸着測定法（ELISA）を用いてIgG抗アポA-1抗体を検出するためにも使用されています。

高密度リポタンパク質(HDL)の主要なタンパク質成分です。

生物化学的／生理学的作用

Apo A-IはHDLのタンパク部分の約70%を占めています。Apo A-Iはアミノ酸残基数245個の1本鎖ポリペプチドで、C末端にグルタミン酸を、N末端にアスパラギン酸を有します。分子量は28.3 kDaと報告されています。Apo A-Iは、1種類のメジャ-なイソ型(pI 5.6)と2種類のマイナ-なイソ型(pI 5.53および5.46)からなります。Apo A-Iは、αらせん構造を多く含んでいます。αらせん構造に存在する両親媒性領域は、脂質結合能に関与していると考えられています。水溶液中では、apo A-Iは自己会合し、わずかに構造変化します。Apo A-Iは、血漿中のコレステロ-ルのエステル化に関与するlecithin-cholesterol acyltransferase(LCAT)を活性化します。
Apo A-Iの血漿濃度の正常値は90~130 mg/dlです。Apo A-I値は、冠動脈疾患のリスクと負の相関を示す可能性があります。

血漿中のコレステロ-ルのエステル化に関与するlecithin-cholesterol acyltransferase(LCAT)を活性化します。

物理的形状

10 mM重炭酸アンモニウム溶液

免責事項

研究用途に限ります。本製品は、輸出入活動を含めて、科学的な目的で使用することを意図した場合、フランスにおいて規制されます（フランス公衆衛生法Article L1211-1 paragraph 2）。購入者（すなわちエンドユーザー）は、公衆衛生法Article L 1245-5-1 IIの記載に従い、フランス研究省から輸入許可を得る必要があります。本製品を注文することにより、適切な輸入許可を取得していることを確認することになります。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable