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ダンシルクロリド

suitable for fluorescence, BioReagent, ≥99.0% (HPLC)

• 別名: 1-ジメチルアミノナフタレン-5-スルホニルクロリド, 5-（ジメチルアミノ）ナフタレン-1-スルホニルクロリド, DNSCl, ダンシルクロリド, 5-(ジメチルアミノ)ナフタレン-1-スルホニルクロリド
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₂ClNO₂S
• CAS番号: 605-65-2
• 分子量: 269.75
• Beilstein: 2217205
• EC Number: 210-092-6
• MDL番号: MFCD00003985
• UNSPSCコード: 12352101
• PubChem Substance ID: 329755828
• NACRES: NA.32

特性

• 製品種目: BioReagent
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥99.0% (HPLC)
• mp: 72-74 °C (lit.)
• 溶解性: acetone: 0.2 g/10 mL
• 蛍光検出: λ_ex 337 nm; λ_em 492 nm in chloroform (after derivatization with hexylamine)
• 適合性: suitable for fluorescence
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CN(C)c1cccc2c(cccc12)S(Cl)(=O)=O
• InChI: 1S/C12H12ClNO2S/c1-14(2)11-7-3-6-10-9(11)5-4-8-12(10)17(13,15)16/h3-8H,1-2H3
• InChI Key: XPDXVDYUQZHFPV-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ダンシルクロリド（別名5-ジメチルアミノナフタレン-1-スルホニルクロリド）は、プレカラム誘導体化試薬です。 誘導体化反応後に、NMRやIR、紫外可視（UV-vis）、蛍光顕微鏡などの分析方法を用いて蛍光誘導体が分析されます。ダンシルクロリドは、さまざまな塩基と反応して安定性の異なる誘導体を生じる典型的な芳香族スルホニルクロリドです。

アプリケーション

ダンシルクロリドは、広範囲に及ぶ代謝と前臨床試験時に投与される低用量エチニルエストラジオールについて調べるための誘導体化試薬として使用されます。 誘導体生成物を得るため、ダンシルクロリドを用いたHPLC法によってヒト血清中のビスフェノールを測定する研究がいくつか行われました。 ダンシルクロリド誘導体は、食品サンプル中のグリホサート、アミノメチルホスホン酸（AMPA）、グルホシネートのLC／MS測定と特性解析に適しています。

アミノ酸およびペプチドのN-末端の蛍光誘導体化、逆相HPLCによる検出のための蛍光試薬。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H290,H314
• 注意書き: P260 - P280 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338 + P310
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1 - Met. Corr. 1 - Skin Corr. 1B
• 保管分類コード: 8A - Combustible corrosive hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges