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ヨウ素

ACS reagent, ≥99.8%, solid

• 実験式（ヒル表記法）: I₂
• CAS番号: 7553-56-2
• 分子量: 253.81
• Beilstein: 3587194
• EC Number: 231-442-4
• MDL番号: MFCD00011355
• UNSPSCコード: 12141916
• eCl@ss: 38050601
• PubChem Substance ID: 329752021
• NACRES: NA.21

特性

• グレード: ACS reagent
• 品質水準: 200
• 蒸気密度: 9 (vs air)
• 蒸気圧: 0.31 mmHg ( 25 °C); 1 mmHg ( 38.7 °C)
• アッセイ: ≥99.8%
• 形状: solid
• 抵抗性: 1.3E15 μΩ-cm
• 不純物: ≤0.01% nonvolatiles
• bp: 184 °C (lit.)
• mp: 113 °C (lit.)
• 微量陰イオン: Cl^- and Br^-: ≤0.005%
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: II
• InChI: 1S/I2/c1-2
• InChI Key: PNDPGZBMCMUPRI-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ヨウ素は様々な溶媒（ジオキサン、イソブチレン、p-キシレン、ベンゼン）中で非常に高い誘電分極を示します。

アプリケーション

カルボン酸とアルコールの縮合又はエステル交換反応によるエステル合成用の触媒です。

ヨウ素が触媒するエステル化及びエステル交換反応はマイルドで効率の良い方法です。

ヨウ素は薄層クロマトグラフィー（TLC）での9-ブロモノナン酸、アリルエステルの容易な視覚化に使用されています。また3′-末端にホスホロチオエートを持つオリゴデオキシヌクレオチドの合成に必要な、酸化溶液の調製にも使用されています。

ヨウ素は触媒として使用することができます：

• 5-(4-ニトロフェニル)-10,15,20-トリフェニルポルフィリンの合成。
• 飽和炭化水素の酸化的C-H結合アミノ化。
• ベンジルオキシカルボニル（Cbz）基によるアミンの保護。
• β-ケトエステル及び2-ピリジニル-β-エステルのアルケンとの直接酸化的結合／環形成（それぞれジヒドロフラン及びインドリジンを合成）。
• アリルチオシアネートを合成する芳香族系のチオシアン化。
• 三酢酸セルロースを合成するセルロースと無水酢酸のエステル化。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302 + H312 + H332,H315,H319,H335,H372,H400
• 注意書き: P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312 - P314
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Acute 1 - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT RE 1 Oral - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system, Thyroid
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable