コンテンツへスキップ
Merck

E26266

Sigma-Aldrich

エチレンジアミン

ReagentPlus®, ≥99%

別名:

1,2-ジアミノエタン

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

化学式:
NH2CH2CH2NH2
CAS番号:
分子量:
60.10
Beilstein:
605263
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352100
eCl@ss:
39030201
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.21

認証

suitable for EPA 300

品質水準

蒸気密度

2.07 (vs air)

蒸気圧

10 mmHg ( 20 °C)

製品種目

ReagentPlus®

アッセイ

≥99%

形状

liquid

自己発火温度

716 °F

expl. lim.

16 %

屈折率

n20/D 1.4565 (lit.)

bp

118 °C (lit.)

mp

8.5 °C (lit.)

溶解性

H2O: soluble at 

密度

0.899 g/mL at 25 °C (lit.)

SMILES記法

NCCN

InChI

1S/C2H8N2/c3-1-2-4/h1-4H2

InChI Key

PIICEJLVQHRZGT-UHFFFAOYSA-N

遺伝子情報

human ... FNTA(2339)

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

詳細

エチレンジアミン(エン)は直鎖の脂肪族ジアミンで、ゼオライト触媒存在下エタノールアミンとアンモニアを反応させて合成することができます。アレルゲンとしての効果が研究されています。金属カルコゲニドおよびチオガレートの合成に用いられます。

アプリケーション

エチレンジアミン(1,2-ジアミノエタン、DAE)は、さまざまな金属イオン錯体を調製する試薬として使用できます。たとえば、DAEはクロム(II)塩と反応してCr(II)/DAE錯体を形成します。これは、第一級ハロゲン化アルキルをアルカンに、臭化アリールまたはヨウ化アリールをアレーンに還元する際、効率的な還元剤として使用されます。この錯体は、β-置換アルキルハロゲン化物およびエポキシドのアルケンへの還元にも使用されます。
DAEは、以下の還元反応にも使用できます。
  • DAE/ボラン(1:1)錯体は、シンナムアルデヒドをシンナミルアルコールに変換する高選択性還元剤として使用されます。
  • DAE/Li錯体は、アルケン、芳香族炭化水素、フェノールおよびアルコールを還元する効率的な試薬として使用されます。

エチレンジアミン(エン)は以下のようなプロセスで用いられています:
  • 髄核(NP)様のコラーゲン‐グリコサミノグリカン(CG)コアの合成。
  • エポキシ-活性化冷却ゲルの表面修飾。
  • カーボンナノ粒子(CNPs)の表面変化によりCNPs-エチレンの生成。
以下のような研究に用いられることがあります:
  • トリアゾレート架橋金属‐有機骨格の表面修飾。
  • ソルボサーマルプロセスによるZnS(硫化亜鉛)およびZnSe(セレン化亜鉛)前駆体の合成における溶媒として。
  • Pd/C-エチレンジアミン複合体触媒合成の反応剤として。
  • β-Co(OH)2ナノ結晶合成のキレート剤として。
  • エチレンジアミンをテンプレートとしたヒ酸鉄およびフッ化ヒ酸の合成。
  • CdS(硫化カドミウム)ナノ結晶合成におけるテンプレート剤および配位試薬として。

法的情報

ReagentPlus is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

ピクトグラム

FlameSkull and crossbonesHealth hazardCorrosion

シグナルワード

Danger

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3 - Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 3 - Resp. Sens. 1B - Skin Corr. 1B - Skin Sens. 1B

保管分類コード

3 - Flammable liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

100.4 °F - closed cup

引火点(℃)

38 °C - closed cup

個人用保護具 (PPE)

Faceshields, Gloves, Goggles, type ABEK (EN14387) respirator filter


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

劇物

PRTR

第一種指定化学物質

消防法

第4類:引火性液体
第二石油類
危険等級III
水溶性液体

労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

名称等を表示すべき危険物及び有害物

労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

名称等を通知すべき危険物及び有害物

Jan Code

E26266-5L:
E26266-100ML:4548173925301
E26266-4X100ML:
E26266-BULK:
E26266-5ML:4548173925318
E26266-VAR:
E26266-500ML:
E26266-1L:4548173948782
E26266-2.5L:
E26266-PM:
E26266-10KG:
E26266-2L:


最新バージョンのいずれかを選択してください:

試験成績書(COA)

Lot/Batch Number

適切なバージョンが見つかりませんか。

特定のバージョンが必要な場合は、ロット番号またはバッチ番号で特定の証明書を検索できます。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

この製品を見ている人はこちらもチェック

S Ekambaram et al.
Inorganic chemistry, 39(11), 2405-2410 (2003-01-16)
Four new ethylenediamine-templated iron arsenates and fluoroarsenates have been hydrothermally synthesized from iron metal, hydrofluoric and arsenic acids, and ethylenediamine. Fe(H2AsO4)(HAsO4)2.enH2.H2O (1) is one-dimensional and contains chains, FeIIIFeIIF2(HAsO4)(AsO4).enH2.2H2O (2) is a layered fluoroarsenate, and Fe3(HAsO4)6.enH2.NH3.NH4 (3) and Fe2F2(AsO4)2(H2O).enH2 (4) are
The formation of a novel Pd/C-ethylenediamine complex catalyst: chemoselective hydrogenation without deprotection of the O-benzyl and N-Cbz groups.
Sajiki H, et al.
The Journal of Organic Chemistry, 63(22), 7990-7992 (1998)
Synthesis of CdS nanorods by an ethylenediamine assisted hydrothermal method for photocatalytic hydrogen evolution.
Li Y, et al.
The Journal of Physical Chemistry C, 113(21), 9352-9358 (2009)
Muhammad Ajmal et al.
Journal of photochemistry and photobiology. B, Biology, 153, 111-120 (2015-09-24)
Nanotechnology based cancer therapeutics have rapidly advanced towards the solution of many limitations associated with other drug delivery agents such as nonspecific distribution within the body, low water solubility and non-biocompatibility. Carbon nanoparticles have demonstrated unique properties that are useful
Aude Demessence et al.
Journal of the American Chemical Society, 131(25), 8784-8786 (2009-06-10)
Reaction of CuCl(2) x 2 H(2)O with 1,3,5-tris(1H-1,2,3-triazol-5-yl)benzene (H(3)BTTri) in DMF at 100 degrees C generates the metal-organic framework H(3)[(Cu(4)Cl)(3)(BTTri)(8)(DMF)(12)] x 7 DMF x 76 H(2)O (1-DMF). The sodalite-type structure of the framework consists of BTTri(3-)-linked [Cu(4)Cl](7+) square clusters in

資料

Professor Aran (Claremont University, USA) thoroughly discusses the engineering of graphene based materials through careful functionalization of graphene oxide, a solution processable form of graphene.

酸化グラフェンは還元後の導電性が高く、修飾後に選択性を示し、高感度であることから、ナノ材料研究において高い関心を集めており、工業、環境、および生物医学研究の分野におけるデバイス開発への利用が進んでいます。

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)