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リノール酸

analytical standard

• 別名: cis-9,cis-12-オクタデカジエン酸
• 化学式: CH₃(CH₂)₄CH=CHCH₂CH=CH(CH₂)₇CO₂H
• CAS番号: 60-33-3
• 分子量: 280.45
• Beilstein: 1727101
• EC Number: 200-470-9
• MDL番号: MFCD00064241
• UNSPSCコード: 85151701
• PubChem Substance ID: 329759722
• NACRES: NA.24

特性

• グレード: analytical standard
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98.0% (GC)
• シェルフライフ: limited shelf life, expiry date on the label
• テクニック: HPLC: suitable; gas chromatography (GC): suitable
• 屈折率: n20/D 1.466 (lit.); n20/D 1.470
• bp: 229-230 °C/16 mmHg (lit.)
• mp: −5 °C (lit.)
• 密度: 0.902 g/mL at 25 °C (lit.)
• アプリケーション: cleaning products; cosmetics; flavors and fragrances; food and beverages; personal care
• フォーマット: neat
• 官能基: carboxylic acid
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(CCCCCCC/C=C\C/C=C\CCCCC)=O
• InChI: 1S/C18H32O2/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14-15-16-17-18(19)20/h6-7,9-10H,2-5,8,11-17H2,1H3,(H,19,20)/b7-6-,10-9-
• InChI Key: OYHQOLUKZRVURQ-HZJYTTRNSA-N

詳細

詳細

リノール酸はオクタデカジエン酸の一種で、9番目と12番目の炭素の2カ所に二重結合があります。植物油に豊富に含まれる必須多価不飽和脂肪酸（PUFA）です。

本物質は、食品との接触を意図したプラスチックに関するEU規制10/2011のポジティブリストに収載されています。10/2011のリストに掲載されているすべての市販の化合物用参照物質はこちら

アプリケーション

この分析標準品は、以下の用途にも使用できます：

• ガスクロマトグラフィー／水素炎イオン化検出器（GC-FID）をベースとする誘導体化を行わない手法を用いた、オレイン酸とその他関連脂肪酸の複数残留分析
• 近赤外分光法（NIR）と4つの異なる多変量校正法—部分最小二乗（PLS）、PLS非情報変数除去（UVE）、PLS-競合適応再重み付けサンプリング（CARS）および多重線形回帰（MLR）-UVEの併用による、シーバックソーン種子油186サンプルからのパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の分離と定量
• 異なる季節に捕獲されたキスジヒメジからのガスクロマトグラフィー（GC）による脂肪酸の分離と測定、および超高速液体クロマトグラフィー／紫外線（UFLC-UV）検出によるアミノ酸の分離と測定
• 事前処理を行っていない8種類のオリーブオイル市販品サンプルに含まれる8つの飽和／不飽和脂肪酸の超高速液体クロマトグラフィー質量分析（UHPLC）法による分離、同定および測定
• 単分散磁性単結晶フェライト（Fe₃O₄）ナノ粒子を用いた食用油サンプルからの遊離脂肪酸の磁気固相抽出、ガスクロマトグラフィー／水素炎イオン化検出器（GC-FID）による測定

生物化学的／生理学的作用

リノール酸は、アヒルの初代幹細胞において、細胞増殖や、PPARαおよびそのターゲット遺伝子であるアシル-CoAオキシダーゼなどの遺伝子発現を増加します。

その他情報

適切な計測技術の詳細については、製品の分析証明書をご参照ください。′他のサポートについてはテクニカルサービスにご連絡ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): >235.4 °F - closed cup
• 引火点(℃): > 113 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves