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Merck

ROAHA

Roche

抗-HA(12CA5)

from mouse IgG2bκ

別名:

抗体

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203

由来生物

mouse

品質水準

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

purified immunoglobulin

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

12CA5, monoclonal

アッセイ

>90% (HPLC and SDS-PAGE)

形状

frozen liquid (11666606001)
lyophilized (11583816001)

包装

pkg of 200 μg (11583816001)
pkg of 5 mg (11666606001 [1 ml])

メーカー/製品名

Roche

濃度

5 mg/ml (11666606001)

アイソタイプ

IgG2bκ

エピトープ配列

YPYDVPDYA

保管温度

−20°C

詳細

血球凝集素 HA はインフルエンザウイルス表面に存在する主要抗原です。HA はホモ三量体であり、各モノマーは 1 本鎖ポリペプチドです。このモノマーが宿主プロテアーゼにより、HA1 と HA2 の二つのサブユニットに開裂されます。HA 遺伝子はインフルエンザ B ウイルスゲノムのセグメント 4 にマッピングされています。

特異性

抗-HA(12CA5)はヒトインフルエンザ血球凝集素(HA)タンパク質由来の 9 アミノ酸配列(YPYDVPDYA)を認識します。エピトープは融合タンパク質においてもその位置(N-末端、C-末端または内部)に関わらず認識されます。

免疫原

ヒトインフルエンザウイルス血球凝集素タンパク質のアミノ酸 98~106 。

アプリケーション

抗-HA(12CA5)は下記の方法による天然インフルエンザ血球凝集素タンパク質および組換え HA-タグ化タンパク質の検出に使用します。
  • ドットブロット
  • 免疫化学
  • 免疫沈降
  • ウェスタンブロッティング
注意感度が重要でない実験には、抗-HA(12CA5)を使用します。10倍希釈濃度でのウェスタンブロッティングにおける高感度検出用には抗-HA High Affinity(3F10)を使用します。

生物化学的/生理学的作用

膜融合および受容体結合が血球凝集素(HA)の主要機能であり、ウイルスの侵入および感染に関与しています。HA はインフルエンザウイルス糖タンパク質であり、ウイルスの侵入および感染において膜融合および受容体結合機能を制御します。ウイルスは、エンドサイトーシスおよびそれに続く HA 抗原を介した膜融合により宿主細胞内に侵入します。HA はウイルス病原性およびウイルス感染に対する宿主反応に極めて重要な役割を果たします。

品質

抗-HA の各ロットにおいて、リファレンス標準物質を使用した免疫活性および純度試験が行われています。

調製ノート

ワーキング濃度:コンジュゲートの使用濃度はアプリケーションおよび基質により異なります。

下記の濃度はガイドラインとして使用してください。
  • ドットブロット:0.1~1 μg/mL
  • 免疫蛍光法:1~10 μg/mL
  • ウェスタンブロット:0.1~1 μg/mL

再構成

11 583 816 001: 0.5 mL の PBS を最終濃度が 0.4 mg/mL となるように添加します。

その他情報

ライフサイエンス研究専用。診断目的での使用はできません。

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保管分類コード

13 - Non Combustible Solids

引火点(°F)

does not flash

引火点(℃)

does not flash


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Structure and receptor specificity of the hemagglutinin from an H5N1 influenza virus.
Stevens J, et al.
Science, 312(5772), 404-410 (2006)
On the origin of the human influenza virus subtypes H2N2 and H3N2
Scholtissek C, et al.
Virology, 87(1), 13-20 (1978)
Receptor binding and membrane fusion in virus entry: the influenza hemagglutinin.
Skehel J J and Wiley D C
Annual Review of Biochemistry, 69(1), 531-569 (2000)
Jen-Liang Su et al.
Cancer research, 71(21), 6878-6887 (2011-09-14)
Gene therapy trials in human breast, ovarian, and head and neck tumors indicate that adenovirus E1A can sensitize cancer cells to the cytotoxic effects of paclitaxel in vitro and in vivo. Resistance to paclitaxel has been reported to occur in
Hsu-Ping Kuo et al.
Biochemical and biophysical research communications, 389(4), 640-644 (2009-09-22)
The transcription factor hypoxia-inducible factor 1alpha (HIF-1alpha) is regulated by oxygen availability as well as various inflammatory mediators, including tumor necrosis factor alpha (TNFalpha). Early work suggested that the phosphatidylinositol-3-kinase (PI3K) and mitogen-activated protein kinase (MAPK) signaling pathways are involved

資料

Anti-HA Troubleshooting

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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