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フォーム
powder
分子量
238.3
包装
pkg of 1 g (10724815001)
pkg of 5 g (11411446001)
メーカー/製品名
Roche
輸送温度
wet ice
保管温度
2-8°C
SMILES記法
CC(C)S[C@@H]1OC(CO)[C@H](O)C(O)[C@H]1O
InChI
1S/C9H18O5S/c1-4(2)15-9-8(13)7(12)6(11)5(3-10)14-9/h4-13H,3H2,1-2H3/t5-,6+,7+,8-,9+/m1/s1
InChI Key
BPHPUYQFMNQIOC-NXRLNHOXSA-N
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詳細
イソプロピル-β-D-チオガラクトシド(IPTG)は、β-ガラクトシダーゼによって切断されない化学的類縁体です。IPTGはlacIレプレッサーと結合し、その立体構造を変化させる働きをします。このことによりβ-ガラクトシダーゼをコードしている遺伝子lacZの抑制が妨げられます。
アプリケーション
IPTGは、β-ガラクトシダーゼ活性の発現誘導が必要なクローニングの際に用いられます。大腸菌中のlacオペロンの発現を誘導させる組み換えコロニーのblue-white selectionの際に、X-GalまたはBluo-Gal とともに用います。β-ガラクトシダーゼをコードしているlacZ遺伝子を抑制しているlacIリプレッサーに結合してコンホメーションを変化させ、その抑制を妨げます。
イソプロピル-β-D-チオガラクトシド(IPTG)は、β-ガラクトシダーゼ活性の誘導を必要とするクローニングに一般的に使用されます。大腸菌(Escherichia coli)における、ラクトースオペロンの発現を誘導する組換え細菌コロニーの青白選択に、X-GalまたはBluo-Galと併せて使用します。大腸菌(E. coli)における組換え遺伝子発現に使用されています。
その他情報
代謝されないグルコースのアナログです。
標識DNAの量は、以下の条件によって決まります。
- 鋳型DNAの量
- 鋳型DNAの純度
- 鋳型DNAの立体構造
- 標識フラグメントの平均サイズ
生命科学研究用途に限ります。診断措置において使用しないでください。
規格
アッセイ所要時間:50分
比活性:記載されている標準アッセイでは、比活性1.8 x 109 dpm/μgという結果が得られます。これは異なる基質DNAを用いた30分の取り込みの65%に相当します。鋳型DNAと標識dNTPの比を変化させた場合には、取り込み率は同程度ですが、標識プローブの比活性レベルが変化します。
比活性:記載されている標準アッセイでは、比活性1.8 x 109 dpm/μgという結果が得られます。これは異なる基質DNAを用いた30分の取り込みの65%に相当します。鋳型DNAと標識dNTPの比を変化させた場合には、取り込み率は同程度ですが、標識プローブの比活性レベルが変化します。
調製ノート
使用濃度:最終濃度を0.2 mMにしてください。
保管条件(使用溶液):製品のストック溶液(例えば、1 M IPTG)を-15~-25°Cで保管した場合、最大6カ月は安定です。
保管条件(使用溶液):製品のストック溶液(例えば、1 M IPTG)を-15~-25°Cで保管した場合、最大6カ月は安定です。
試料物質
10 ng~3 μgの鋳型DNA、直鎖状、長さは少なくとも100~200 bp
10 ng~3 μgの鋳型DNA、直鎖状、長さは少なくとも100~200 bp
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
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