おすすめの製品
使用法
sufficient for ≤200 tests
品質水準
包装
kit of 1 (14 components)
メーカー/製品名
Roche
テクニック
enzyme immunoassay: suitable
保管温度
−20°C
関連するカテゴリー
詳細
レトロウイルスの逆転写酵素活性の定量のため、ジゴキシゲニンとビオチンで標識されたdUDPをDNAに取り込ませ、比色分析により酵素免疫測定を行います。
アプリケーション
逆転写酵素測定は細胞培地や他の生物学的試料中の逆転写酵素活性を定量的に測定するために設計されています。この測定法は培地中のレトロウイルスに感染した哺乳類細胞におけるレトロウイルスの増殖を測定するために用います。この測定法はまた逆転写酵素阻害剤のin vitroでのスクリーニングに用いられます。
包装
1包装に14回の測定分が含まれています。
規格
この測定法は、HIV-1、HIV-2、SIV-1、AMV、M-MulVなどのレトロウイルスの生来の、または組み換えられた逆転写酵素活性を検出します。
逆転写酵素活性測定はin vitroでのレトロウイルス増殖試験に幅広く応用されてきました。逆転写酵素は早期のプロウイルスDNA合成に必要とされるため、たとえば後天性免疫不全症候群(AIDS)のケースなど抗レトロウイルス療法での主要なターゲットとなります。逆転写酵素は一般的に、様々なプライマーと複合体となる、RNAをテンプレートとしてDNAを合成します。従来は、逆転写酵素活性の検出と測定は、標識ヌクレオチドに取り込まれた放射能を測定することにより行われていました。
測定時間:およそ4時間(酵素反応は1時間)、およそ18時間(酵素反応は15時間)。
試料となる物質:細胞培養上清およびその他の生物学的試料、逆転写酵素阻害剤。
感度:逆転写酵素測定は20 pgのHIV-1逆転写酵素を1時間で検出します。オーバーナイト(一夜)の反応で1 pgを検出できます。
測定時間:およそ4時間(酵素反応は1時間)、およそ18時間(酵素反応は15時間)。
試料となる物質:細胞培養上清およびその他の生物学的試料、逆転写酵素阻害剤。
感度:逆転写酵素測定は20 pgのHIV-1逆転写酵素を1時間で検出します。オーバーナイト(一夜)の反応で1 pgを検出できます。
原理
逆転写酵素測定、比色分析では、逆転写酵素がハイブリッドポリAとオリゴ(dT)15をそれぞれテンプレートおよびプライマーとしてDNAを合成する能力を利用します。標準的な逆転写酵素測定で用いられる[3H]または[32P]で標識されたヌクレオチドを使用しません。放射性標識されたヌクレオチドの代わりに、ジゴキシゲニンおよびビオチンが最適な比率で標識されたヌクレオチドを逆転写酵素活性で同じDNA分子内に取り込ませます。テンプレートとプライマーのハイブリッドは供給されますが、この測定法の適用柔軟性により、テンプレートは選択することができます(たとえばウイルス由来のテンプレートなど)。逆転写酵素活性のパラメータとしての合成DNAの検出と定量はサンドイッチELISAのプロトコルに従います:ビオチン標識DNAはストレプトアビジンでコーティングしたマイクロプレートモジュールの表面に結合します。次の段階では、パーオキシダーゼと結合したジゴキシゲニン抗体(anti-DIG- POD)が添加され、ジゴキシゲニン標識ヌクレオチドと結合します(パスツール研究所認可済み)。最終段階で、パーオキシダーゼの基質であるABTSを添加します。パーオキシダーゼは基質の開裂を触媒し、有色の反応生成物を生成します。試料の吸光度をマイクロプレート(ELISA)リーダーで測定し、試料中の逆転写酵素活性レベルと直接相関させます。
その他情報
ライフサイエンス研究のみに使用できます。診断用には使用できません。
キットの構成要素のみ
製品番号
詳細
- HIV-1 Reverse Transcriptase
- Incubation Buffer
- Nucleotides
- Template/Primer Hybrid
- Lysis Buffer
- Anti-Digoxigenin-POD antibody
- Washing Buffer Concentrate 10x concentrated
- Conjugate Dilution Buffer
- Substrate Buffer
- ABTS Substrate
- Substrate Enhancer
- Microplate Modules, precoated with streptavidin
- One Strip Frame (for 8-well microplate modules)
- Cover Foils for Microplates
すべて表示 (14)
シグナルワード
Danger
危険有害性情報
危険有害性の分類
Aquatic Chronic 3 - Eye Dam. 1 - Skin Sens. 1
保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
does not flashNot applicable
引火点(℃)
does not flashNot applicable
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
この製品を見ている人はこちらもチェック
Marine drugs, 13(10), 6247-6258 (2015-10-06)
Five new dibenzoxazepinone derivatives, mycemycins A-E (1-5), were isolated from the ethanol extracts of mycelia of two different streptomycetes. 1 and 2 were isolated from an acidic red soil-derived strain, Streptomyces sp. FXJ1.235, and 3-5 from a gntR gene-disrupted deep-sea
Royal Society open science, 5(5), 172472-172472 (2018-06-13)
Human cell lines have been used in a variety of research fields as an in vitro model. These cells are all derived from human tissue samples, thus there is a possibility of virus infection. Virus tests are routinely performed in
PloS one, 8(9), e74163-e74163 (2013-09-17)
HIV-1 integrase (IN) is the target for two classes of antiretrovirals: i) the integrase strand-transfer inhibitors (INSTIs) and ii) the non-catalytic site integrase inhibitors (NCINIs). NCINIs bind at the IN dimer interface and are thought to interfere primarily with viral
Journal of virology, 83(7), 3094-3103 (2009-01-30)
Lentiviral vectors (lentivectors) are effective for stimulation of cell-mediated and humoral immunity following subcutaneous and intramuscular immunization. However, lentivector genome integration carries a risk of perturbation of host gene expression. Here, we demonstrate that lentivectors with multiple mutations that prevent
Journal of virology, 88(13), 7659-7662 (2014-04-11)
APOBEC3 proteins are restriction factors that induce G→A hypermutation in retroviruses during replication as a result of cytidine deamination of minus-strand DNA transcripts. However, the mechanism of APOBEC inhibition of murine leukemia viruses (MuLVs) does not appear to be G→A
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)