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Merck
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主要文書

安全性情報

AB10022

Sigma-Aldrich

抗ヒストンH2A.X抗体

from rabbit, purified by affinity chromatography

別名:

Histone H2A.X, Histone H2AX, H2a/x, Histone H2A.X, H2AFX

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

affinity isolated antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

精製方法

affinity chromatography

化学種の反応性

mouse, human, rat, bovine

メーカー/製品名

Chemicon®
Upstate®

テクニック

flow cytometry: suitable
western blot: suitable

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

bovine ... H2Ax(531733)
human ... H2AX(3014)
mouse ... H2Ax(15270)
rat ... H2Ax(500987)

詳細

ヒストンは、真核生物の染色体紡錘糸のヌクレオソーム構造の主体となる塩基性核タンパク質です。4種類のコアヒストン(H2A、H2B、H3、H4)のそれぞれ2分子が八量体を形成し、その周りを約146 bpのDNAがヌクレオソームと称する反復単位となって巻き付いています。 H2A.X(別名:H2AFX)は、一部のヌクレオソームに存在しているヒストンH2Aのバリアントです。 H2A.Xは、放射線照射やアポトーシス後に二本鎖DNAが切断されるとリン酸化される特異なC末端尾部を持ちます。H2AXは、DNA修復とゲノム安定性の維持に関与しています。相同組換えと非相同末端結合のDNA修復経路の両方に関与しています。H2A.Xは、DNA修復因子とDNA損傷シグナル伝達タンパク質の動員において重要な機能を持つと考えられています。H2A.Xは、RING1とRNF2/RING2の複合体によりユビキチン化されて、転写抑制の特異的マークが得られます。さらにこのタンパク質は、二本鎖DNA切断の結果、E2リガーゼであるUBE2NおよびE3リガーゼであるRNF8とRNF168によりユビキチン化されて、損傷部位に修復タンパク質を動員します。

免疫原

エピトープ:a.a. 121-139
ヒトヒストンH2A.XのC末端に相当するKLH結合直鎖ペプチド。

アプリケーション

ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:10,000で使用、500 ngのリコンビナントヒストンH2A.Xを検出できます。
ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:10,000で使用、10 µgのRat2酸抽出物、BALB 3T3/A31酸抽出物、およびウシ胸腺ヒストン抽出組織ライセートにおいてヒストンH2A.Xを検出できます。
フローサイトメトリー:1.0 µg/mLで使用、1X10E6 HeLa 細胞でヒストンH2A.Xを検出できます。
ヒストンH2A.X(別名:H2AFX)の検出における抗ヒストンH2A.X抗体、ヒト(ウサギポリクローナル抗体)の使用は、WBにおいて検証されています。
研究のサブカテゴリ
ヒストン
研究カテゴリー
エピジェネティクス・核内機能分子&

品質

HeLa酸抽出物においてウェスタンブロッティングにより評価されています。

ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:10,000で使用、10 µgのHeLa酸抽出物においてヒストンH2A.Xを検出できます。

ターゲットの説明

実測値:約16 kDa

物理的形状

ペプチドアフィニティークロマトグラフィー
精製ウサギポリクローナル抗体、150 mM NaCl、0.05% sodium azide含有の0.1 M Tris-Glycine(pH 7.4)バッファーに溶解。

保管および安定性

2~8°Cで受領日から1年間安定です。 製品を最大限回収するために、溶解後のキャップを外す前に元のバイアルを遠心分離します。

その他情報

濃度:ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

法的情報

CHEMICON is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
UPSTATE is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

AB10022:


試験成績書(COA)

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Telomeres are favoured targets of a persistent DNA damage response in ageing and stress-induced senescence.
Hewitt, G; Jurk, D; Marques, FD; Correia-Melo, C; Hardy, T; Gackowska, A; Anderson et al.
Nature Communications null
Kristine Lillebø Holm et al.
PloS one, 12(10), e0185708-e0185708 (2017-10-04)
In the present study, we address the important issue of whether B-cells protected from irradiation-induced cell death, may survive with elevated levels of DNA damage. If so, such cells would be at higher risk of gaining mutations and undergoing malignant

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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