07-1464

抗Rac1抗体

from rabbit

• 別名: Ras-related C3 Botulinum Toxin Substrate 1, p21-Rac1, Ras-like Protein TC25
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: purified antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 化学種の反応性: human, rat, mouse
• テクニック: western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG
• NCBIアクセッション番号: NM_006908.4
• UniProtアクセッション番号: P63000
• 輸送温度: wet ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... RAC1(5879)

詳細

詳細

Racは低分子GTP結合タンパク質のRhoファミリーのメンバーであり、細胞骨格アクチンの構築や形質転換に関与しています。Racはcdc42の下流で、あるいはRasシグナル伝達によって独立的に活性化され、次にRacがRhoを刺激します。Racの活性化により葉状仮足が形成されるのに対して、cdc42は糸状仮足の形成を刺激し、Rhoはアクチンストレスファイバーの形成を刺激します。Rac経路のエフェクターは、NADPHオキシダーゼやSAPK1/JNKファミリーのキナーゼなどです。後者の経路は、Racの直接的な標的であるPAKキナーゼによって活性化されます。

特異性

Rac1を認識しますが、Cdc42とは交差反応しません。Rac1は、低分子GTPアーゼのRhoファミリーのメンバーです。 低分子GTPアーゼは、GDP結合（不活性）状態とGTP結合（活性）状態を交互に繰り返すことによって、さまざまな生物学的応答経路を調節する分子スイッチとして作用します。 Racは、アクチンの重合を調節して葉状仮足を形成します。

免疫原

ヒトRac1のアミノ酸130-141（KEKKLTPITYPQ-C）に相当する合成ペプチド。

アプリケーション

抗Rac1抗体は、WB用のRac1に対する抗体です。

最適なワーキング希釈倍率は、お客様が決めてください。

研究カテゴリー
シグナル伝達

研究サブカテゴリー
細胞骨格シグナル伝達

品質

L6ライセートのウェスタンブロットで常に評価されています。

ウェスタンブロッティング：希釈倍率1:500で使用、10 μgのL6ライセート中のRAC1を検出できます。

ターゲットの説明

21 kDa

関連事項

代替品：AB4202

物理的形状

0.15 M NaCl、pH 7.6、保存剤としての0.1%アジ化ナトリウムを含む0.02 M PBS中の精製ウサギポリクローナルIgG

フォーマット：精製

プロテインA精製

保管および安定性

未希釈アリコートで受領日から最長6か月、2～8°Cで安定です。

アナリシスノート

コントロール
イムノブロット／免疫沈降：L6細胞ライセートまたはラット脳ミクロソームタンパク質標本
免疫組織染色：ラット脳切片

その他情報

濃度：ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable