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Merck

860659P

Avanti

スフィンゴシン-1-リン酸-d7

Avanti Research - A Croda Brand 860659P, powder

別名:

D-エリトロ-スフィンゴシン-d7-1-リン酸塩

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C18H31D7NO5P
CAS番号:
分子量:
386.51
UNSPSCコード:
12352211
NACRES:
NA.25

形状

powder

包装

pkg of 1 × 1 mg (860659P-1mg)

メーカー/製品名

Avanti Research - A Croda Brand 860659P

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

SMILES記法

[H][C@@]([C@]([NH3+])([H])COP([O-])(O)=O)(O)/C=C/CCCCCCCCCCC(C(C([2H])([2H])[2H])([2H])[2H])([2H])[2H]

詳細

スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)(別名:D-エリスロ-スフィンゴシン-d7-1-リン酸)は、重水素化スフィンゴ脂質です。S1Pは両親媒性スフィンゴ脂質であり、動物細胞における重要な細胞代謝産物でありシグナル伝達脂質です。昆虫、酵母、および植物でも確認されています。S1Pは、それぞれ細胞質ゾルおよび核に存在するスフィンゴシンキナーゼ(Sph)1とSphK2から合成されます。

アプリケーション

スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)-d7は、S1Pの検証と定量分析のための超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)-Q Exactiveにおいてスタンダード(標準物質)として使用されてきました。

生物化学的/生理学的作用

スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)は、哺乳類の脳と心臓の発達において不可欠な役割を担っています。全身の循環系やリンパ管の成熟に必須です。さらに、S1Pはリンパ球およびその他の血液幹細胞の輸送とエフェクター機能に関与しています。また、多種多様な組織損傷も防止します。S1Pは発がん促進脂質としても機能します。S1Pは、赤血球解糖と酸素運搬を強化する能力も持つため、組織低酸素の治療に使用できます。

包装

5 mL琥珀色ガラス製スクリューキャップバイアル(860659P-1mg)

法的情報

Avanti Research is a trademark of Avanti Polar Lipids, LLC

保管分類コード

11 - Combustible Solids

引火点(°F)

No data available

引火点(℃)

No data available


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

860659P-VAR:
860659P-BULK:
860659P-1MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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