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Sulfo-SANPAH（スルフォスクシニミジル 6-（4'-アジド-2'-ニトロフェニルアミノ）ヘキサノアート）

• 別名: (sulfosuccinimidyl 6-(4′-azido-2′-nitrophenylamino)hexanoate), 1-[[6-[(4-azido-2-nitrophenyl)amino]-1-oxohexyl]oxy]-2,5-dioxo-3-pyrrolidinesulfonic acid monosodium salt, Sulfo-SANPAH
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₆H₁₇O₉N₆NaS
• 分子量: 492.40
• UNSPSCコード: 12352102
• PubChem Substance ID: 329768797
• NACRES: NA.22

特性

• フォーム: powder
• 品質水準: 100
• 分子量: 492.4
• 反応適合性: reagent type: cross-linking reagent
• 保管条件: desiccated
• 溶解性: water: soluble
• 官能基: azide
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: O=C1CC(S(=O)([O-])=O)C(N1OC(CCCCCNC2=CC=C(N=[N+]=[N-])C=C2[N+]([O-])=O)=O)=O.[Na+]
• InChI: 1S/C16H18N6O9S.Na/c17-20-19-10-5-6-11(12(8-10)22(26)27)18-7-3-1-2-4-15(24)31-21-14(23)9-13(16(21)25)32(28,29)30;/h5-6,8,13,18H,1-4,7,9H2,(H,28,29,30);/q;+1/p-1
• InChI Key: XXUXLXCHYVHAOD-UHFFFAOYSA-M

詳細

詳細

ANB-NOS および Sulfo-SANPAH はヘテロ二機能性クロスリンカーであり、アミン反応性 N-ヒドロキシスクシンイミド（NHS）エステルおよび光活性化可能なニトロフェニルアジドを含みます。NHS エステルは pH 7～9 のバッファー中で一級アミノ基（-NH2）と効率的に反応し安定なアミド結合を形成します。紫外線に暴露すると、ニトロフェニルアジドは二重結合と付加反応を開始するニトレン類を生成し、C-H および N-H に挿入、または引き続く環拡大により求核試薬（たとえば一級アミンなど）と反応します。

アプリケーション

• 剛性調整可能な基板上での細胞接着の動的制御による集団細胞移動のメカノバイオロジーの解析： この研究では、細胞接着研究における光化学架橋に Sulfo-SANPAH を使用しています（Kamimura et al., 2017）。


• ArgGlyAspSer（RGDS）固定化キトサン上での L929 線維芽細胞の接着と増殖の評価： この論文では、キトサン基板上での線維芽細胞の接着を強化するために Sulfo-SANPAH を使用する方法について調査しています（Karakecili et al., 2016）。

特徴および利点

• 反応性を有するグループ：スルホ-NHS エステルおよびニトロフェニルアジド
• 反応標的：アミノ基および任意の求核試薬
• 開裂しません
• N-スルホスクシンイミジル-6-（4'-アジド-2'-ニトロフェニルアミノ）ヘキサノアート
• 最適な光分解は 320～350 nm で起こります；照射による生体分子の損傷を最小限にとどめます
• 水溶性；非開裂

注意

本製品は湿気に敏感です。バイアルは湿気への暴露を減らすためジッパー袋に乾燥剤とともに梱包されています。冷所で保存後は、バイアル内の結露を防ぐため、開封前に室温に戻してください。溶液は用時調製としてください。保存溶液としての保存は推奨しません。使用後は、バイアルをジッパー袋に戻してください。袋を閉じ、推奨温度で保管してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319
• 注意書き: P264 - P280 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable