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ポリエチレンイミン、枝状

average M_w ~800 by LS, average M_n ~600 by GPC

• 別名: PEI, エチレンジアミン 枝状
• 化学式: H(NHCH₂CH₂)_nNH₂
• CAS番号: 25987-06-8
• MDL番号: MFCD00084427
• UNSPSCコード: 12162002
• NACRES: NA.23

特性

• 形状: viscous liquid
• 分子量: average M_n ~600 by GPC; average M_w ~800 by LS
• 屈折率: n20/D 1.5240
• 密度: 1.050 g/mL at 25 °C
• InChI: 1S/C2H8N2.C2H5N/c3-1-2-4;1-2-3-1/h1-4H2;3H,1-2H2
• InChI Key: SFLOAOINZSFFAE-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ポリエチレンイミンは親水性ポリマーで、治療用核酸のin vivo送達のための非ウイルス性合成ベクターとして広く使用されています。その優れた物理化学的特性のため、タンパク質の分離・精製、二酸化炭素吸収、薬物担体、流出液処理、生体標識などの多数の分野で使用されています。

アプリケーション

分岐状PEIは、効率的な遺伝子導入のための複合ポリプレックスを合成するための前駆体として使用できます。PEIのJeffamineポリエーテルとの結合およびPEIのアミノ基のグアニジニル化により、ポリプレックスの細胞毒性が低減し、血清タンパク質の存在下で凝集から保護されます。

PEIに浸漬した竹炭は、CO₂ 吸着剤として使用できます。PEIに存在する多数のアミノ基は、酸アルカリ相互作用によりCO₂ と反応して、竹炭の吸着能を高めることができます。

また、有機薬物分子に対する高い配位能力を持つ架橋水溶性ポリマーの調製にも使用できます。

特徴および利点

• 分岐状PEIは、複合体形成能や 干渉能が向上しています。
• 高いイオン交換能と タンパク質に対する高い親和性。
• 非常に高いDNA移入効率。

物理的形状

分岐ポリマ-

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302,H318,H411
• 注意書き: P264 - P273 - P280 - P301 + P312 - P305 + P351 + P338 - P391
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 356.0 °F
• 引火点(℃): 180 °C
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter