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アゾジカルボン酸ジイソプロピル

98%

• 別名: DIAD, ジイソプロピルアゾジホルメート
• 化学式: (CH₃)₂CHOOCN=NCOOCH(CH₃)₂
• CAS番号: 2446-83-5
• 分子量: 202.21
• Beilstein: 1912326
• MDL番号: MFCD00008875
• UNSPSCコード: 12352302
• PubChem Substance ID: 24853505
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 98%
• フォーム: liquid
• 不純物: ≤2% dichloromethane
• 屈折率: n20/D 1.420 (lit.)
• bp: 75 °C/0.25 mmHg (lit.)
• 密度: 1.027 g/mL at 25 °C (lit.)
• 官能基: azo
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CC(C)OC(=O)\N=N\C(=O)OC(C)C
• InChI: 1S/C8H14N2O4/c1-5(2)13-7(11)9-10-8(12)14-6(3)4/h5-6H,1-4H3/b10-9+
• InChI Key: VVWRJUBEIPHGQF-MDZDMXLPSA-N

詳細

詳細

ジオキサホスホリナンおよび鉄触媒と反応し、転位したホスホニウムイリドを生成します。

アプリケーション

ジイソプロピルアゾジカルボキシレート（DIAD）は、有用な化学中間体を調製するために有機合成に広く使用されている試薬です。光延反応やアザ・ベイリス・ヒルマン反応でしばしば使用されます。DIADは、N-ベンジル基の選択的脱保護剤としても使用されます。

以下の合成に用いる反応剤です。

• 従来のカンナビノイド類に類似しているクロメン類
• C型肝炎ウイルスNS5BポリメラーゼのMK-3281インヒビター
• 細胞貫通ペプチド(CPP)の模倣体である、ノルボルネン基盤のグアニジンを多く含むポリマー
• 免疫抑制特性だけではなく非LasR誘導特性をも持つ、Pseudomonas aeruginosaの菌体数感知分子N-(3-オキソドデカノイル)-1-ホモセリンラクトンの類縁体
• 色素増感型太陽電池に用いるアクセプター-ドナー-アクセプター有機色素
• PPARα/γデュアルアゴニストである1,3-ジオキサン-2-カルボン酸誘導体
• Morrison-Brunn-HuisgenベタインのMitsunobuおよびArbuzov型多成分適用を経由する、ヒドラジノホスホナート類およびヒドラジノビスホスホナート類

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335,H351,H373,H411
• 注意書き: P202 - P260 - P273 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 2 - Carc. 2 - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT RE 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 222.8 °F
• 引火点(℃): 106 °C
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter