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パラジウム(II)アセチルアセトナート

99%

• 別名: Pd(acac)₂, パラジウム(II)2,4-ペンタンジオナート
• 化学式: Pd(C₅H₇O₂)₂
• CAS番号: 14024-61-4
• 分子量: 304.64
• Beilstein: 4136188
• EC Number: 237-859-8
• MDL番号: MFCD00000025
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24852227
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: 99%
• 形状: powder
• 反応適合性: core: aluminum; reagent type: catalyst
• mp: 200-251 °C (dec.)
• SMILES記法: CC(=O)\C=C(\C)O[Pd]O\C(C)=C/C(C)=O
• InChI: 1S/2C5H8O2.Pd/c2*1-4(6)3-5(2)7;/h2*3,6H,1-2H3;/q;;+2/p-2/b2*4-3-;
• InChI Key: JKDRQYIYVJVOPF-FDGPNNRMSA-L

詳細

詳細

パラジウム（II）アセチルアセトナート （Pd(acac)₂）は金属-有機物複合体です。Pd(acac)₂の昇華について熱重量分析およびXRD（X線回折）によって研究されています。Pd(acac)₂の昇華の温度範囲は、熱分解を受けなければ、不活性ガスであるヘリウムの存在下で100～160℃でした。

アプリケーション

パラジウムが触媒するクロスカップリング反応のためのアプリケーションガイド

パラジウム（II）アセチルアセトナート （Pd(acac)₂）は以下のような研究に用いられました：

• 単分散銅パラジウム合金ナノ粒子（NPs）調製のための典型的な高温有機溶液相プロトコル。
• [(NHC)Pd(acac)L] （ここでLはメチル、 NHC はN-ヘテロサイクリックカルベン）複合体の調製。この複合体は活性化アリール臭化物のヘック反応を効率的に触媒します。
• アリールカルボン酸類とハロゲン化アリール類の脱炭酸クロスカップリング反応に使用する触媒です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319
• 注意書き: P264 - P280 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves