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Merck

臨床検査・法医学的検査

リレーのバトンのように渡している試験管

私たちは、お客様の臨床試験におけるパートナーとして、医療専門家、研究者、科学者が下す決断に精度とスピードが及ぼす影響を理解しています。その実現のために、メルクの優れた分析ソリューション製品を品質保証と信頼のおける配送で支えています。私たちの用途に合わせた試薬、標準物質、ツールにより、お客様のワークフローのあらゆる段階の性能が向上します。そして、メルクのチームは、例えば臨床診断用のラボ開発試験(LDT)の設計や実行を専門家が技術的に補助することによって、お客様をサポートします。LC-MS、PCR、またはELISA試験法のいずれを実施する場合でも、私たちがその精度を向上させるお手伝いをすることで、医療専門家は自身の決定に確信を持つことができます。

利点

  • 優れた患者ケアと安全性:包括的な信頼のおける革新的なLC-MS診断ソリューションで正確な結果を実現
  • 品質管理の徹底:バッチ間の一貫性、製品品質の検証、汚染物質と不純物の検出
  • 最新の規制対応:製剤の有効性、毒性、薬物動態に関する広範な技術コンテンツと世界的サポート
  • スピードと利便性:必要なすべての製品は24時間年中無休でメルクのeコマースプラットフォームが利用可能で、迅速かつ信頼性の高い方法で配送

臨床検査技術

ご希望の診断検査法を選択して、ワークフローを検討したり、分析用製品を直接購入したりできます。


関連資料

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LC-MSを用いた臨床検査

 

LCMS分析用サンプルのトレイ

LC-MSを用いた臨床検査ワークフローはサンプル採取から開始し、サンプル調製では、酵素処理、ろ過によるサンプルのクリーンアップ、濃縮、またはその他の精製工程が行われることがあります。次に、液体クロマトグラフィー(LC)ステップによりサンプルの分離を行い、その後、質量分析法(MS)により分析対象物を検出し定量します。LC-MSを用いた臨床診断では、正確な機器のキャリブレーションおよび分析対象物の参照のため、認証済みの標準物質および分析用標準物質を使用することが重要です。

アプリケーション例


LC-MSワークフロー

サンプル採取

サンプル採取

サンプル採取・調製は、LC-MS開始時の重要な要素です。これらのステップは、サンプルの完全性と、以後の分析ステップに適合した適切な処理を担保するものです。

    サンプル調製

    正確で効率的な分析を行うためには、サンプルの効果的な前処理が重要です。サンプルを濃縮し精製することで、分析を改善し装置を保護しましょう。

      標準化・キャリブレーション

      標準物質は、分析試験手順および幅広い品質保証の枠組みにおいて不可欠な要素です。装置とアッセイの適格性を評価し較正しましょう。

       

        クロマトグラフィー分離・分析

        カラム、溶媒、試薬、および付属品は、分析の正確性、信頼性、および効率に大きく影響します。方法を最適化するために、利用できる技術リソースを活用しましょう。


          PCRを用いた臨床検査

          試験管入りSARS-CoV-2血液サンプル

          PCR検査は、DNAまたはRNAの存在、長さ、または配列に関する情報を解析するために用いられます。PCRのワークフローはサンプル採取から始まり、精製ステップに次いでDNA/RNA標的特異的増幅ステップが行われます。qPCR(別名:RT-PCR)では、増幅サイクル中にリアルタイム(RT)で定量を行います。別のPCR法はエンドポイントPCRであり、この方法では増幅サイクルが完了した後に結果を判定します。

          アプリケーション例

          • 感染症スクリーニング・同定
          • 遺伝子スクリーニング
          • 腫瘍学
          • 出生前診断

          PCRのワークフローおよび製品

          サンプル精製

          • 核酸精製(NAP)キット・試薬
            PCRの増幅ステップのために、PCRチューブをサーマルサイクラーにセットします。
            • オリゴ、プライマー、プローブ
            • DNA増幅酵素(Taqなど)
            • 逆転写(RT)酵素
            • バッファー、塩、ヌクレオチド(dNTP)などのPCR増幅試薬

              ELISAを用いた臨床検査

              ELISAマイクロタイタープレートを調べている科学者

              酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)は、抗体、タンパク質、ペプチドおよびその他の低分子のハイスループットスクリーニングおよび定量が可能なイムノアッセイ法です。ELISAは通常、96ウェルプレートで実施します。これらのプレートは、体外診断検査(IVD)用にready to useで供給されるか、ラボが開発検査(LDT)用に自作できます。

              アプリケーション例

              • 腫瘍学
              • 感染症
              • 乱用薬物スクリーニング
              • ホルモン測定
              • 免疫機能/免疫学

              ELISAのワークフローおよび製品

              • ELISAプレート
              • 捕捉抗体
              • コーティング試薬(BSAカゼインなど)
              • 洗浄バッファー
                • 溶解試薬
                • バッファー
                • 界面活性剤
                • プロテアーゼ阻害剤
                  • バッファー ( PBS、PBS-Tなど)
                    • 一次検出抗体(分析対象物に特異的)
                    • 二次標識またはコンジュゲート抗体(アルカリホスファターゼ(AP)や西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)などで標識したもの)
                    • 標識抗体検出試薬(TMB、OPD、pNPP、過酸化水素など)
                    • 停止試薬




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