アイソレーター内の環境モニタリング

IsoBag® による環境モニタリングワークフローの最適化

Ready-to-useのγ線照射済みコンタクトまたは寒天培地プレートは、事前除染なしでアイソレーターに直接搬入可能

IsoBag®には、γ線照射済みのready-to-useのコンタクトまたは寒天培地プレートが同梱されており、無菌製造のアイソレーター内における環境モニタリングのワークフローを容易にします。これらの独自の輸送・包装用バッグはアイソレーターのアルファポートに簡単に装着できます。そのため、プレートをいつでも使用可能な状態に保ち、アイソレーター内の貴重なスペースを塞ぐことなく便利に培地を保管することができます。

寒天培地またはコンタクトプレートを導入する前の除染サイクルが不要なため、実際の製造工程に時間をあてることができ、コストを削減できます。

製造アイソレーター内でのICRプレートの使用（IsoBag®なし）

アイソレーター内に培地を保管できるスペースが限られるため、培地が不足するとすぐに次の除染をする必要があり、一度の除染で作業できる時間は短くなります

アイソレーター内へのICRプレートの導入	ICRプレートは、内袋の中にあるマテリアルロック中で2つの外部包装を取り除いてからアイソレーターに移されます。
除染サイクル	除染サイクルは一重包装では行われません。包装の穴を用いてプレートを吊り下げます。
保管とプレートの使用	除染されたICRプレートはアイソレーター内に保管され、一定期間環境モニタリングに使用されます。
工程の繰り返し	次に予定されている除染サイクルの前までにアイソレーター内にICRプレートを導入れます。

製造アイソレーター内でのICRプレートの使用（IsoBag®あり）

IsoBag®を使用することで、除染サイクル間の作業時間を延長できます

アイソレーター内へのICRプレートの導入	アイソレーターのアルファポートにIsoBag®を接続することにより、アイソレーター内にICRプレートを移します。 （接続1回あたり、プレート10枚の1パックが最小単位）
プレートの使用	アイソレーター内のプレート保管スペースを節約ICRプレートはすぐに環境モニタリングに使用できます。
工程の繰り返し	アイソレーターのアルファポートにIsoBag を接続することにより、アイソレーター内にICRプレートを移します。 （接続1回あたり、プレート10枚の1パックが最小単位）