植物成長制御因子の溶液製品は0.2 µmフィルターを二重にしてろ過滅菌し、滅菌ボトルに入れています。溶液の各ロットは、米国局方第21版の規定に従った無菌性試験を行い、またメルクの植物組織培地基準と同等の基準を用いて植物細胞培養液中で生物学的試験を行っています。
実験、植物組織培地調製、および植物研究を目的とした使用に限ります。開発植物への成長制御因子としては使用しないでください。医薬品、家庭の用途では使用しないでください。
調製・使用
1 mg/mLストック溶液の調製法:植物成長制御因子100 mgを100 mLメスフラスコまたは他のガラス容器に入れます。溶媒2~5 mLを加えて粉末を溶かします。完全に溶けたら、二重処理水(製品番号W3500)で規定容量に希釈します。水を加える際は、粉末が溶液から出ないように、撹拌しながら添加する必要があるかもしれません。ストック溶液は下表の推奨に従って保存してください。ストック溶液1.0 mLを培養液1 Lに加え、培地中の植物成長制御因子の終濃度を1.0 mg/Lにします(下表1~3参照)。
必要なストック溶液の量=(ホルモン終濃度×培養液の量)/ストック溶液濃度
植物培養細胞で試験済みのオーキシンは通常、植物細胞培養液中の濃度0.01~10.0 mg/Lで使用します。適切な濃度で添加すれば、細胞伸長、組織膨張、細胞分裂、不定根形成、不定芽/脇芽形成の抑制、カルスの誘導と生長、および胚発生誘導を制御してくれるでしょう。
植物培養細胞で試験済みのサイトカイニンは通常、植物細胞培養液中の濃度0.1~10.0 mg/Lで使用します。適切な濃度で添加すれば、細胞分裂を制御し、脇芽/不定芽成長を刺激し、分化を制御し、根形成を抑制し、RNA合成を活性化し、タンパク質および酵素の活性を刺激します。
*CA=他の培地成分とともにオートクレーブ可能F=ろ過滅菌CA/F=他の培地成分とともにオートクレーブ可能ですが、若干失活する恐れがあります。成分濃度を上げれば失活分を補うことができます。成分のろ過滅菌が可能です。
*CA=他の培地成分とともにオートクレーブ可能F=ろ過滅菌CA/F=他の培地成分とともにオートクレーブ可能ですが、若干失活する恐れがあります。成分濃度を上げれば失活分を補うことができます。成分のろ過滅菌が可能です。
*CA=他の培地成分とともにオートクレーブ可能F=ろ過滅菌CA/F=他の培地成分とともにオートクレーブ可能ですが、若干失活する恐れがあります。成分濃度を上げれば失活分を補うことができます。成分のろ過滅菌が可能です。
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