ZRB1311

抗LRP-1 85 kDaサブユニット抗体 クローン4G7 ZooMAb^®ウサギ・モノクローナル

recombinant, expressed in HEK 293 cells

• 別名: α2マクログロブリン受容体, A2MR, APOER, CD91, LRP-1 85 kDaサブユニット, アポリポタンパク質E受容体, プロ低密度リポタンパク質受容体関連タンパク質1
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.43

特性

• 由来生物: rabbit (recombinant)
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in HEK 293 cells
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: 4G7, monoclonal; recombinant monoclonal
• 製品種目: ZooMAb^® learn more
• 形状: lyophilized
• 化学種の反応性: rat, mouse, human
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 環境により配慮した代替製品の特徴: Waste Prevention; Designing Safer Chemicals; Design for Energy Efficiency; Learn more about the Principles of Green Chemistry.
• 強化検証: recombinant expression; Learn more about Antibody Enhanced Validation
• sustainability: Greener Alternative Product
• テクニック: flow cytometry: suitable; immunocytochemistry: suitable; western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG
• UniProtアクセッション番号: Q07954
• 環境により配慮した代替製品カテゴリ: Aligned,
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: 2-8°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... LRP1(4035)

詳細

詳細

ZooMAb抗体は、全く新しい次世代のリコンビナント・モノクローナル抗体です。

すべてのZooMAb抗体はメルク独自のリコンビナント発現システムを用いて製造され、均一に精製し、安定で高い再現性のバッチ一貫性を提供するために細部にわたって管理しています。研究者の皆様にご利用いただけるように、優れたパフォーマンスのクローンを選抜して販売しています。また、すべての抗体において、そのターゲットで最もよく利用されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションで、高い特異性と親和性を検証しています。

ZooMAbの詳細についてはこちらをご覧ください。

メルクは、グリーンケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品（グリーン代替品）をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この抗体は、保存剤を含まず、動物への危害や犠牲を伴わずに生産され、必要に応じて周囲環境で発送および保存できる卓越した安定性を有するため、「廃棄物抑制」、「安全性の高い化学物質のデザイン」および「エネルギー効率のためのデザイン」に合致しています。 詳細はこちらをクリックしてください。

特異性

クローン4G7は、LRP-1の85 kDaサブユニットを特異的に検出するZooMAbウサギ・リコンビナント・モノクローナル抗体です。C末端細胞質ドメインのエピトープをターゲットとしています。

免疫原

ヒトプロ低密度リポタンパク質受容体関連タンパク質1（LRP-1）のC末端細胞質ドメインにおける100アミノ酸に相当するHisタグ付きリコンビナント・フラグメント。

アプリケーション

ウェスタンブロッティング：希釈倍率1:1,000で使用、HEK293細胞溶解物中のLRP-1の85 kDaサブユニットを検出できます。

フローサイトメトリー：1 μg使用、HEK293細胞100万個においてLRP-1の85 kDaサブユニットを検出できます。

免疫細胞染色：希釈倍率1:100で使用、C6、PC12、C2C12,およびSH-SY5Y細胞のLRP-1の85 kDaサブユニットを検出できます。

注記：最適な希釈濃度や実験条件は、サンプルごとに異なる可能性がありますので、予備実験を経てご自身で決定してください。

抗LRP-1 85 kDaサブユニット クローン4G7 ZooMAb（カタログ番号：ZRB1311）は、LRP-1の85 kDaサブユニットを特異的に検出するリコンビナント・ウサギ・モノクローナル抗体で、フローサイトメトリー、免疫細胞染色およびウェスタンブロッティングでテストされています。

ターゲットの説明

プロ低密度リポタンパク質受容体関連タンパク質1（UniProt：Q07954、別名：A2MR、α2マクログロブリン受容体、APER、アポリポタンパク質E受容体、CD19、LRP-1）は、ヒトにおいてLRP-1（別名：A2MR、APR）遺伝子（Gene ID：4035）によってコードされています。LRP-1は、大部分の組織において発現される1回貫通I型膜タンパク質ですが、肝臓、脳および肺において多く発現します。血管壁の完全性維持に重要な役割を有する主要なVSMC受容体として働き、成人平滑筋細胞における発現は、収縮性表現型の維持に不可欠であることが示されています。LRP-1は、シグナルペプチド配列（aa 1-19）で形成され、トランスゴルジネットワークでフーリンによって処理されて、100アミノ酸の細胞内ドメイン（LRPICD、aa 4445-4544）を含む515 kDaのαサブユニットおよび85 kDaのβサブユニットを生成します。LRP-1の細胞膜への移行中は、αおよびβサブユニットは非共有結合します。LRP-1は、アポリポタンパク質E（ApoE）、APPおよびアミロイドβを含む40種を上回るリガンドのエンドサイトーシスを認識し、媒介します。LRP-1は、アミロイドβペプチドが血液脳関門を経て血行に移行するのを媒介することによって、アミロイドβペプチドを脳から除去する主要な受容体です。LRP-1は、初期胚発生に必要とされ、また、細胞脂質恒常性ならびにカイロミクロンレムナントおよび活性化LRPAP1（α2-マクログロブリン）の血漿クリアランスに関与します。脳における銅の過剰蓄積は、LRP-1によるアミロイドβペプチドの血液脳関門クリアランスの低下に関連することが示されており、アルツハイマー病の併発に寄与する可能性があります。メルクの独自技術で生成したこのZooMAbリコンビナント・モノクローナル抗体は、従来のモノクローナル抗体よりも大幅に増強された特異性、親和性、再現性、および安定性をもたらします。（Ref.: Au, DT et al. (2018).Arterioscler.Thromb.Vasc.Biol. 38(11); 2651- 2664）。

物理的形状

5%トレハロースを含むPBSで凍結乾燥された精製リコンビナント・ウサギ・モノクローナルIgG抗体で、通常の外観は粗いまたは半透明の樹脂。殺生物剤や、アジ化ナトリウムや動物由来の防腐剤は含まれていません。大きい容量の包装は25 μLの基本サイズを複数本にしてお送りします。

再構成

25 μLで溶解後、300 μg/mL。アプリケーションおよびサンプルタイプごとの推奨する開始希釈および／または力価に関するガイダンスを参照してください。

保管および安定性

凍結乾燥製品は2～8℃で保存することを推奨します。溶解する前に、バイアルを短時間微量遠心して、バイアルの底に材料を沈降させてください。25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。溶解した抗体は、2～8℃で、または長期保存のために－20℃で保存できます。凍結融解を繰り返さないでください。

法的情報

ZooMAb is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、私たちの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable