T123

チオペラミド マレイン酸塩

solid

• 別名: MR-12842, N-シクロヘキシル-4-(1H-イミダゾール-4-yl)-1-ピペリジンカルボチオアミド マレイン酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₂₄N₄S · C₄H₄O₄
• CAS番号: 148440-81-7
• 分子量: 408.52
• MDL番号: MFCD00083209
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24277809
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: solid
• 保管条件: desiccated; under inert gas
• 色: white
• 溶解性: H₂O: >10 mg/mL; DMSO: 12 mg/mL; ethanol: 3 mg/mL
• SMILES記法: OC(=O)\C=C/C(O)=O.S=C(CC1CCCCC1)N2CCC(CC2)c3c[nH]cn3
• InChI: 1S/C16H25N3S.C4H4O4/c20-16(10-13-4-2-1-3-5-13)19-8-6-14(7-9-19)15-11-17-12-18-15;5-3(6)1-2-4(7)8/h11-14H,1-10H2,(H,17,18);1-2H,(H,5,6)(H,7,8)/b;2-1-
• InChI Key: REZRBLGMJZZSID-BTJKTKAUSA-N
• 遺伝子情報: human ... HRH3(11255)

詳細

アプリケーション

チオペラミドマレイン酸塩は、ほ乳類白色脂肪組織における交感神経および自律神経作用の研究に用いられました。

生物化学的／生理学的作用

H₃ヒスタミンレセプタ-の強力かつ選択的なアンタゴニストであり、血液脳関門を通過します。

チオペラミドは、血液脳関門を通過する強力な選択的ヒスタミンH₃受容体遮断薬です。中枢のヒスタミン作動性神経に作用し、マウスにおいて発作および痙攣の持続時間を短縮します。また、スコポラミンなどの薬剤によって誘発される学習障害を改善します。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のHistamine Receptors（ヒスタミン受容体）のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves