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Merck
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Key Documents

安全性情報

SRP3123

Sigma-Aldrich

ニューロセルピン ヒト

recombinant, expressed in E. coli, ≥96% (SDS-PAGE), ≥96% (HPLC), suitable for cell culture

別名:

セルピンII, プロテアーゼインヒビター 12

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About This Item

UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

由来生物

human

リコンビナント

expressed in E. coli

アッセイ

≥96% (HPLC)
≥96% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized

分子量

44.6 kDa

包装

pkg of 25 μg

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

不純物

<0.1 EU/μg endotoxin, tested

white to off-white

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

保管温度

−20°C

遺伝子情報

human ... SERPINI1(5274)

詳細

ニューロセルピンは、中枢神経系で支配的に発現される抑制性セルピンです。ニューロセルピンの生理学的な標的はまだわかっていないが、累積された証拠からは、シナプス形成とその後の神経可塑性の発達の際に、細胞外マトリックス(ECM)のタンパク質分解の調節において重要な役割を果たすことが示唆されています。成人の脳では、ニューロセルピンは、学習や記憶が伴ってシナプスが変化する領域、すなわち大脳皮質、海馬、扁桃体のニューロンの成長円錐から分泌されます。ニューロセルピンの神経保護的な役割は、ニューロセルピン発現の欠失したトランスジェニックマウスで実証されています。これらのマウスにおけるニューロセルピンの欠失には、軸索の分解によって特徴づけられる運動ニューロン疾患が伴いました。ヒトでは、ニューロセルピン遺伝子の点変異によって起こるニューロセルピンの欠失がニューロセルピン封入体を伴う家族性脳疾患(FENIB)と呼ばれる遺伝性疾患の根底にあります。組み換えヒトニューロセルピンは、44.6 kDaの非グリコシル化タンパク質で、394個のアミノ酸残基で構成されています。

生物化学的/生理学的作用

SERPINI1, also known as neuroserpin, is a serine proteinase inhibitor that belongs to the serpin superfamily. It inhibits plasminogen activators and plasmin but not thrombin and is predominantly secreted by axons in the brain. Neuroserpin may be involved in the regulation of axonal growth and the development of synaptic plasticity. Defects in this gene cause familial encephalopathy with neuroserpin inclusion bodies (FENIB), which is characterized by the accumulation of mutant neuroserpin polymers. The protein may have a role in colorectal cancer.

シーケンス

MTGATFPEEA IADLSVNMYN RLRATGEDEN ILFSPLSIAL AMGMMELGAQ GSTQKEIRHS MGYDSLKNGE EFSFLKEFSN MVTAKESQYV MKIANSLFVQ NGFHVNEEFL QMMKKYFNAA VNHVDFSQNV AVANYINKWV ENNTNNLVKD LVSPRDFDAA TYLALINAVY FKGNWKSQFR PENTRTFSFT KDDESEVQIP MMYQQGEFYY GEFSDGSNEA GGIYQVLEIP YEGDEISMML VLSRQEVPLA TLEPLVKAQL VEEWANSVKK QKVEVYLPRF TVEQEIDLKD VLKALGITEI FIKDANLTGL SDNKEIFLSK AIHKSFLEVN EEGSEAAAVS GMIAISRMAV LYPQVIVDHP FFFLIRNRRT GTILFMGRVM HPETMNTSGH DFEEL

物理的形状

凍結乾燥品(20 mMリン酸ナトリウム、pH 7.8、50 mM NaCl)

再構成

バイアルは、開封前に遠心してください。水で濃度0.1~1.0 mg/mLに復元してください。ボルテックスは行なわないでください。水溶液は2~8°Cで最長1週間保存できます。長期保存には、担体タンパク質(0.1% BSAなど)含有バッファーでさらに希釈し、1回の使用量ずつに分注して-20~-80°Cで保存することを推奨します。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SRP3123-25UG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

An overview of the serpin superfamily
Ruby H P Law
Genome Biology, 7 (2006)
SERPINI1 regulates epithelial-mesenchymal transition in an orthotopic implantation model of colorectal cancer
Yasufumi Matsuda
Cancer Science, 107 (2016)
E Miranda et al.
Cellular and molecular life sciences : CMLS, 63(6), 709-722 (2006-02-09)
Proteinases and their inhibitors play important roles in neural development, homeostasis and disease. Neuroserpin is a member of the serine proteinase inhibitor (serpin) superfamily that is secreted from the growth cones of neurons and inhibits the enzyme tissue-type plasminogen activator

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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