SML0399

D,L-メタネフリン 塩酸塩

≥98% (HPLC)

• 別名: (±)-メタネフリン 塩酸塩, 4-ヒドロキシ-3-メトキシ-a-[(メチルアミノ)メチル]-ベンゼンメタノール 塩酸塩, DL-3-O-メチルアドレナリン 塩酸塩, DL-メタネフリン 塩酸塩, dl-メタネフリン 塩酸塩, メタドレナリン 塩酸塩, ｍ-O-メチルアドレナリン 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₅NO₃ · HCl
• CAS番号: 881-95-8
• 分子量: 233.69
• EC Number: 212-922-2
• MDL番号: MFCD00012487
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825395
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 保管条件: desiccated
• 色: white to beige
• 溶解性: H₂O: 12 mg/mL (clear solution)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC1=C(OC)C=C(C(CNC)O)C=C1.Cl
• InChI: 1S/C10H15NO3.ClH/c1-11-6-9(13)7-3-4-8(12)10(5-7)14-2;/h3-5,9,11-13H,6H2,1-2H3;1H
• InChI Key: HRIQFVCFOPJYEQ-UHFFFAOYSA-N

詳細

生物化学的／生理学的作用

メタネフリンは、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ活性により形成されるエフィネフリンの内因性代謝産物です。 遊離メタネフリンのレベルが褐色細胞腫の診断に使用されるので、メタネフリンはがんのバイオマーカーとして最もよく知られています。 メタネフリンは、以前は生物学的に不活性であると考えられていましたが、エピネフリンまたはノルエピネフリンよりも微量アミン関連受容体TAAR1においてより強力なアゴニストです。 微量アミン関連受容体（TAAR）は最近発見されたGPCRであり、モノアミン作動性神経伝達物質（エピネフリン、ノルエピネフリン、ドーパミン）と化学的に類似している内因性微量アミン（チラミン、トリプタミン、シネフリン、オクトパミン、β-フェニルエチルアミン）により活性化されます。 微量アミンおよびTAARは脳で発現し、モノアミン作動性神経伝達の調節に関与しています。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類とシグナル伝達のハンドブック）のドーパミンとノルエピネフリン代謝のページに特筆されています。その他のハンドブックページを閲覧するためには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable