SML0025

Safinamide メシル酸塩

≥98% (HPLC)

• 別名: (S)-(+)-2-[[4-(3-フルオロベンゾキシ)ベンジル]アミノ]プロパンアミド; (S)-2-[[4-[(3-フルオロベンジル)オキシ]ベンジル]アミノ]プロパンアミド; FCE-26743; PNU-151774E, NW-1015;
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₁₉FN₂O₂ · xCH₄O₃S
• CAS番号: 202825-46-5
• 分子量: 302.34 (free base basis)
• MDL番号: MFCD15145475
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825096
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 光学活性: [α]/D +9.5 to +14°, c = 1 (95% acetic acid)
• 色: white to tan
• 溶解性: H₂O: ≥15 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CS(O)(=O)=O.C[C@H](NCc1ccc(OCc2cccc(F)c2)cc1)C(N)=O
• InChI: 1S/C17H19FN2O2.CH4O3S/c1-12(17(19)21)20-10-13-5-7-16(8-6-13)22-11-14-3-2-4-15(18)9-14;1-5(2,3)4/h2-9,12,20H,10-11H2,1H3,(H2,19,21);1H3,(H,2,3,4)/t12-;/m0./s1
• InChI Key: YKOCHIUQOBQIAC-YDALLXLXSA-N
• 遺伝子情報: human ... MAOB(4129)

詳細

アプリケーション

Safinamideメシル酸塩は、ヒトモノアミンオキシダーゼ（hMAO-AおよびhMAO-B）に対するその阻害作用の研究において、標準薬として使用されています。

サフィナミドメシル酸塩は細胞シグナル伝達研究で使用される可能性があります。

生物化学的／生理学的作用

サフィナマイドは、高度に選択的かつ可逆的なモノアミン酸化酵素B型(MAO-B)阻害剤であり、新線条体のドーパミン濃度を上昇させます。さらに、サフィナマイドは電位依存性のナトリウムおよびカルシウムチャネル遮断薬です。電位感受性ナトリウムチャネルのバトラコトキシン感受部位2に結合するものと思われます。サフィナマイドは、N型およびL型カルシウムチャネルを遮断し、シナプス終末からのグルタミン酸およびアスパラギン酸の放出を阻害します。

サフィナミドメシル酸塩は、ドーパミン再取り込みを阻害し、てんかんやパーキンソン病の治療に有効です。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類とシグナル伝達のハンドブック）のカルシウムチャネルおよびドーパミンとノルエピネフリン代謝のページに特筆されています。ハンドブックの他のページを閲覧するには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H319,H361d
• 注意書き: P202 - P264 - P270 - P301 + P312 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Repr. 2
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable