S6949

ヒスチジンタグ付加β-シヌクレインV70M ヒト

recombinant, expressed in E. coli, ≥90% (SDS-PAGE), lyophilized powder

• 別名: SNCB
• MDL番号: MFCD08705537
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• リコンビナント: expressed in E. coli
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized powder
• UniProtアクセッション番号: Q16143
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... SNCB(6620)

詳細

生物化学的／生理学的作用

α-シヌクレインの非アミロイド形成ホモログであると考えられる酸性の神経タンパク質です。

シヌクレイン分子(α、β、γ-シノレチン)は主としてニューロンやある種の腫瘍に発現する高度に保存された低分子量タンパク質です。β-シヌクレインは、α-シヌクレインの非アミロイド形成ホモログであると考えられる酸性の神経タンパク質です。β-シヌクレインがα-シヌクレイン凝集の生理的インヒビターとして作用し、それによってα-シヌクレインの神経毒性作用から中枢神経系を保護すると考えられています。β-シヌクレインの神経保護の機序にはβ-シヌクレインとAktの直接的な相互作用が関与する可能性があることから、このシグナル伝達経路がパーキンソンやα-シヌクレイン凝集を伴った神経症状に対する治療標的になることが示唆されています。神経芽細胞腫細胞におけるβ-シヌクレイン変異体(P123H and V70M)の過剰発現の結果リソソーム病変が増大し、これらのミスセンス変異が神経変性の刺激を引き起こす原因になると示唆されています。

物理的形状

凍結乾燥品(0.2 μmフィルターで濾過滅菌済み)。

再構成

0.5 mLの水(～1 mg/mL)で溶解してください。ワーキング溶液は分注して-20°Cで保存してください。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)