N1376

ナリンギン

≥90% (HPLC), from citrus fruit

• 別名: 4′,5,7-トリヒドロキシフラバノン7-ラムノグルコシド, ナリニゲニン-7-ラムノシドグルコシド, ナリンゲニン 7-ネオヘスペリドシド, ナリンゴシド
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₇H₃₂O₁₄
• CAS番号: 10236-47-2
• 分子量: 580.53
• Beilstein: 102012
• EC Number: 233-566-4
• MDL番号: MFCD00148888
• UNSPSCコード: 12352201
• PubChem Substance ID: 24897483
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: citrus fruit
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to light yellow
• 溶解性: ethanol: 50 mg/mL, slightly hazy to slightly hazy, light yellow to yellow
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: C[C@@H]1O[C@@H](O[C@@H]2[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](CO)O[C@H]2Oc3cc(O)c4C(=O)CC(Oc4c3)c5ccc(O)cc5)[C@H](O)[C@H](O)[C@H]1O
• InChI: 1S/C27H32O14/c1-10-20(32)22(34)24(36)26(37-10)41-25-23(35)21(33)18(9-28)40-27(25)38-13-6-14(30)19-15(31)8-16(39-17(19)7-13)11-2-4-12(29)5-3-11/h2-7,10,16,18,20-30,32-36H,8-9H2,1H3/t10-,16?,18+,20-,21+,22+,23-,24+,25+,26-,27+/m0/s1
• InChI Key: DFPMSGMNTNDNHN-JJLSSNRUSA-N

詳細

詳細

ナリンギンはフラバノン配糖体です。

アプリケーション

ナリンギンはヒト副腎皮質細胞株によるアルドステロン産生を評価する研究に用いられました。長期のナリンギン摂取はグルコースの取り込み低下を改善し、アルツハイマー病の認知障害を改善するために用いられています。

生物化学的／生理学的作用

グレープフルーツやその他の柑橘類果実中のフラボノイドであるナリンギンは、腸内有機アニオン輸送性ポリペプチド1A2(OATP1A2)を強力に阻害します。そのため、グレープフルーツジュースは、同時に摂取した多くの薬物のバイオアベイラビリティを低下させます。

その他情報

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安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P301 + P312 + P330
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves