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Merck

N0164

Sigma-Aldrich

ネクロスタチン-5

≥98% (HPLC), solid

別名:

2-[[3,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロ-3-(4-メトキシフェニル)-4-オキソ[1]ベンゾチエノ[2,3-d]ピリミジン-2-イル]チオ]-アセトニトリル, 3-p-メトキシフェニル-5,6-テトラメチレノチエノ[2,3-d]ピリミジン-4-オン-2-メルカプトエチルシアニド

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C19H17N3O2S2
CAS番号:
分子量:
383.49
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

品質水準

アッセイ

≥98% (HPLC)

フォーム

solid

white to off-white

溶解性

DMSO: >10 mg/mL

保管温度

2-8°C

SMILES記法

COc1ccc(cc1)N2C(=O)c3c4CCCCc4sc3N=C2SCC#N

InChI

1S/C19H17N3O2S2/c1-24-13-8-6-12(7-9-13)22-18(23)16-14-4-2-3-5-15(14)26-17(16)21-19(22)25-11-10-20/h6-9H,2-5,11H2,1H3

InChI Key

VGONMECBFMCKBS-UHFFFAOYSA-N

生物化学的/生理学的作用

ネクロスタチン-5は、RIP1キナーゼを間接的に阻害することにより作用するネクローシス(非プログラム細胞死経路)のインヒビターです。
ネクロスタチン-5は、RIP1キナーゼを間接的に阻害することにより作用するネクローシス(非プログラム細胞死経路)のインヒビターです。ネクローシスは能動的な細胞死とは別の経路であると定義され、これはデスドメインレセプター(DRs、例えばFas/TNFRなど)が介在したカスパーゼインヒビターに非感受性の分子機構であり、固有の形態(核凝縮、オルガネラ膨張、形質膜統合性の消失)を伴っています。ネクロスタチンは、デスドメインレセプターに関連するアダプターキナーゼ分子RIP1を阻害することにより、この経路を抑制することが明らかになっています。これには3種類の異なるメカニズムが関わっているとみられており、ネクロスタチン-1によるTループ依存的な阻害、ネクロスタチン-3による一部Tループ非依存的な阻害に加え、ネクロスタチン-5についてはRIP1の免疫沈降物に対する強力なインヒビターとして働く一方でリコンビナントRIP1が阻害されないということから、間接的な作用機構であるとみなされています。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Aquatic Chronic 4 - Eye Irrit. 2

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

劇物

Jan Code

N0164-BULK:
N0164-25MG:4548173297873
N0164-VAR:
N0164-5MG:4548173297880


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