L4146

レプチン ヒト

≥97% (SDS-PAGE), recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder

• 別名: OB
• CAS番号: 177404-21-6
• MDL番号: MFCD01094205
• UNSPSCコード: 51111800
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: Escherichia coli
• 品質水準: 100
• リコンビナント: expressed in E. coli
• 無菌性: sterile; 0.2 μm filtered
• アッセイ: ≥97% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized powder
• 有効性: ≤3.0 ng/mL ED₅₀/EC₅₀
• 分子量: predicted mol wt ~16 kDa
• 不純物: ≤1.0 EU/μg endotoxin
• UniProtアクセッション番号: P41159
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... LEP(3952)

詳細

詳細

LEP 遺伝子（レプチン）はヒト染色体 7q31 にマッピングされています。16 kDa のペプチドから成ります。レプチンは血液循環中に放出され CNS（中枢神経系）に到達します。CNS では、レプチン受容体と関連して作動します。

アプリケーション

レプチンは以下のような用途に使用されます：

• レプチンの ACAT1（アシル‐補酵素 A：コレステロールアシルトランスフェラーゼ 1）の発現およびヒトマクロファージ一次培養からのコレステロール流出に与える影響の研究に
• 骨格筋における IGFBP2（インスリン増殖因子結合タンパク質 2）の発現に与えるレプチンの影響の研究に
• 胎盤栄養膜細胞における HLA-G（ヒト白血球抗原 G）の発現に与えるレプチンの影響の研究に
• ICSI（卵細胞質内精子注入法）後の馬の卵母細胞のin vitroでの成熟、受精および成長に与えるレプチンの影響の研究に

生物化学的／生理学的作用

LEP（レプチン）における突然変異は 2 型糖尿病とリンクしています。血漿中のハイレベルのレプチンの存在は肥満と関連があります。

レプチンは、主として脂肪細胞で産生されるホルモンですが、胎盤、胎生組織、胃組織、肝臓でもレプチンのmRNAが同定されています。主な作用部位は視床下部ニュ-ロンであると考えられており、エネルギ-収支・食欲・体重の調節に関与しています。レプチンはin vitroおよびin vivoで内皮細胞のNO産生を増加させるとともに、血管形成を刺激しています。
レプチンのヒト・マウス間の配列同一性は約84%です。

レプチンは、正常な妊娠の進行において一定の役割を担うと考えられます。

主として脂肪細胞で産生されるホルモンです。主な作用部位は視床下部ニュ-ロンであると考えられており、エネルギ-収支・食欲・体重の調節に関与しています。

物理的形状

0.0045 mM NaHCO3 を含む溶液を 0.2 µm フィルターでろ過したものを凍結乾燥したものです。

アナリシスノート

生物活性は、ヒトOB-RをトランスフェクションしたマウスBAF3細胞におけるレプチン依存性の増殖誘導能で測定しています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)