I2644

IL-2 human

≥98% (SDS-PAGE), recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder, suitable for cell culture

• 別名: IL-2, hIL-2, T細胞増殖因子, インターロイキン-2
• MDL番号: MFCD00165721
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.77

特性

• product name: インターロイキン-2 ヒト, IL-2, recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder, suitable for cell culture
• 由来生物: human
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• 形状: lyophilized powder
• 有効性: ≤700 EC₅₀
• 品質: endotoxin tested
• 分子量: 15.5 kDa
• 包装: pkg of 5X10 μg; pkg of 10 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: ≤1 EU/μg
• UniProtアクセッション番号: P60568
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... IL2(3558)

詳細

詳細

インターロイキン-2（IL-2）は、ヘルパーT細胞1型に属するα-らせんサイトカインです。分子量は15 kDaです。IL2遺伝子は、ヒト染色体4q27に位置します。IL-2は、初めはT細胞増殖因子と呼ばれていました。

アプリケーション

ヒトインターロイキン-2は、次の用途で使用されています。

• ナチュラルキラー細胞を刺激するために。
• リンパ球増殖を促進しアポトーシスを防ぐ能力について研究するために。
• 健常人および1型糖尿病患者におけるヒト自己抗体反応性を分析するために、酵素結合免疫吸着アッセイ（ELISA）の抗原として。

生物化学的／生理学的作用

インターロイキン-2（IL-2）は、ナチュラルキラー（NK）細胞、リンパ球およびマクロファージの増殖に必要です。NK細胞の刺激による免疫応答などの免疫系機能において、重要な役割を果たします。また、IL-2は、制御性T細胞の必須機能を媒介します。IL-2は、自己免疫疾患に関与します。IL-2はアポトーシスに関係し、そのため抗腫瘍応答を示します。IL-2はヘルパーT細胞1/2エフェクターサブセットへのCD41⁺ T細胞の分化を媒介し、ヘルパーT細胞17の分化を防ぎます。

インターロイキン-2（IL-2）は、特定のTリンパ球サブセットによって産生される免疫調節因子です。このリンホカインは、活性化T細胞やその関連細胞の長期の増殖を促進します。IL-2は、NK細胞の活性化および増殖において役割を担っており、インターフェロンγやB細胞成長因子の分泌を誘導し、IL-2受容体の発現を調節します。

物理的形状

凍結乾燥品(0.2 μmフィルタ-濾過済み, 添加物不含)

アナリシスノート

生物活性は、マウスCTLL-2細胞の用量依存性増殖刺激を指標として測定しました。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)