I0406

インターロイキン-6 ラット由来

IL-6, recombinant, expressed in E. coli, buffered aqueous solution, suitable for cell culture

• 別名: インターロイキン-6 ラット由来
• MDL番号: MFCD01323739
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: rat
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: >97% (SDS-PAGE)
• 形状: buffered aqueous solution
• 有効性: 0.01-0.06 ng/mL ED₅₀
• 品質: endotoxin tested
• 分子量: predicted mol wt ~22 kDa
• 包装: pkg of 10 and 50 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <0.01EU/mg (LAL test)
• UniProtアクセッション番号: P20607.1
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −70°C
• 遺伝子情報: rat ... Il6(24498)

詳細

生物化学的／生理学的作用

インタ-ロイキン-6は多機能タンパク質で、当初は2本鎖RNAで刺激された細胞の培地から発見されました。IL-6は、感染や損傷後に生じる反応に直接関与していると考えられ、急性期応答の調節においてIL-1やTNF-αと同等の重要性を有することが分かっています。IL-6は、線維芽細胞、活性化T細胞、活性化単球またはマクロファ-ジ、内皮細胞から産生されると報告されています。線維芽細胞、骨髄系前駆細胞、T細胞、B細胞、肝細胞など、多様な細胞に作用します。IL-6は、その多くの同義語からも分かるように、多種の効果を誘導します。同義語:形質細胞腫増殖因子(PCT-GF), インタ-フェロン-β-2(IFN-β₂), 単球由来ヒトB細胞増殖因子, B細胞刺激因子(BSF-2), 肝細胞刺激因子(HSF), インタ-ロイキンハイブリド-マ/形質細胞腫-1(IL-HP1)。さらに、IL-6はIL-2と相互作用してT細胞を増殖させると考えられています。IL-6はまた、IL-3の多能性造血前駆細胞に対する増殖作用を増強します。

物理的形状

溶液(40%アセトニトリル、0.1% TFA、ウシ血清アルブミン0.5 mg含有、0.2 μmフィルター滅菌済み)。

調製ノート

組み換えラットインターロイキン6は、成熟ラットIL-6タンパク質をコードするDNA配列から産生されます。このメチオニル型成熟ラットIL-6は、188アミノ酸からなるタンパク質で、予測分子量は約22 kDaです。ラットおよびマウスIL-6のアミノ酸配列の同一性は93%です。

アナリシスノート

生物活性は、IL-6依存性マウス形質細胞腫細胞株T1165.85.2.1を用いた細胞増殖アッセイで測定しました。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable