H5160

ヒペルフォリン

≥85% (HPLC)

• 実験式（ヒル表記法）: C₃₅H₅₂O₄
• CAS番号: 11079-53-1
• 分子量: 536.78
• EC Number: 200-659-6
• MDL番号: MFCD01861497
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329815216
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥85% (HPLC)
• フォーム: solution
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC(C)C(=O)[C@@]12C(O)=C(C\C=C(\C)C)C(=O)[C@@](C\C=C(/C)C)(C[C@H](C\C=C(\C)C)[C@@]1(C)CC\C=C(\C)C)C2=O
• InChI: 1S/C35H52O4/c1-22(2)13-12-19-33(11)27(16-14-23(3)4)21-34(20-18-25(7)8)30(37)28(17-15-24(5)6)31(38)35(33,32(34)39)29(36)26(9)10/h13-15,18,26-27,38H,12,16-17,19-21H2,1-11H3/t27-,33+,34+,35-/m0/s1
• InChI Key: IWBJJCOKGLUQIZ-HQKKAZOISA-N

詳細

詳細

ハイパーフォリンは、セントジョーンズワートのフロログルシン成分であり、プレグナンX受容体リガンドです。

アプリケーション

ハイパーフォリンには以下の用途が考えられます。

• 高速液体クロマトグラフィー（HPLC）での検量線作成の標準物質として
• マウス胚細胞における細胞毒性作用とアポトーシス誘導の検討に
• 輸送アッセイ用のブタ脳毛細血管内皮細胞におけるプレグナンX受容体（PXR）として

生物化学的／生理学的作用

ハイパーフォリンは高活性の抗うつ薬であり、シトクロムP450 3A4（CYP3A）の阻害物質です。抗酸化作用と抗菌活性を示します。ハイパーフォリンは胚毒性も有し、腫瘍の増殖を阻害します。ドパミン、セロトニン、ノルエピネフリンを効果的に阻害します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H301 + H311 + H331,H370
• 注意書き: P210 - P280 - P301 + P310 + P330 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P311
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 3 Oral - Flam. Liq. 2 - STOT SE 1
• ターゲットの組織: Eyes
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 49.5 °F - closed cup
• 引火点(℃): 9.7 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)