F3520

抗フォンヴィレブランド因子 ウサギ宿主抗体

IgG fraction of antiserum, buffered aqueous solution

• 別名: 抗第VIII因子関連抗原抗体
• MDL番号: MFCD00162556
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 300
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: IgG fraction of antiserum
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 化学種の反応性: human
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• テクニック: immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): 1:1,000 using human tissue (Indirect Immunoperoxidase Labeling); indirect immunofluorescence: 1:200 using formalin-fixed, paraffin-embedded sections of human tissue
• UniProtアクセッション番号: P04275
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... VWF(7450)

詳細

詳細

ヒトvon Willebrand因子（因子VIII R:Ag）は分子量270 kDaの多量体血漿糖蛋白です。von Willebrand因子は、血小板糖蛋白 lb、糖蛋白 IIb/IIIa、コラーゲンおよびヘパリンに対応する機能性結合ドメインを持っています。この因子は内皮細胞によって合成されますが、血小板と巨核球にも存在します。

抗von Willebrand因子は、精製von Willebrand因子を免疫原としてウサギで産生されます。

特異性

抗体は、正常および腫瘍性の血液やリンパ管に由来する、ヒト内皮細胞の細胞質と特異的に反応します。ヒト心内膜、血小板や巨核球とも反応します。凍結組織標本をはじめ、酵素前処理してホルマリン、メタカ-ン、Bouin′s液、エタノ-ルにより固定したパラフィン包埋組織切片中の血管構造の免疫組織化学的研究に用いられます。

免疫原

ヒト血漿由来のフォンビルブランド因子(第VIII因子関連抗原) 。

アプリケーション

ウサギで産生された抗フォンヴィレブランド因子抗体は、次の用途で使用されています：

• ウエスタンブロット解析と免疫染色
• 免疫細胞化学
• 免疫組織化学
• 間接免疫蛍光

生物化学的／生理学的作用

損傷した血管壁への血小板の付着を仲介し、凝集因子VIIIのキャリアおよび安定化剤としての役割を担います。

物理的形状

0.01M PBS溶液(pH 7.4, 15mMアジ化ナトリウム含有)。

調製ノート

全抗血清を精製することにより抗血清のIgG画分が得られます。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable